Photo: shotbyseck

ラン・ザ・ジュエルズのキラー・マイクはロバート・グラスパーを迎えた“Motherless”の新バージョンが公開されている。

“Motherless”は今年6月にリリースされたキラー・マイクの通算6作目となるソロ・アルバム『マイケル』に収録されている。

“Motherless”の新バージョンはこちらから。

“Motherless”はキラー・マイクの母と祖母が彼の性格や考え方に与えた影響や彼女たちを亡くしたことが人生にどれほど深い影響を与えたかについて書かれた楽曲で、20年前に母親を亡くしたロバート・グラスパーはアルバム・バージョンに感動し、今年の夏にロサンゼルスでキラー・マイクとチームを組み、キラー・マイクの声とグラスパーのピアノ、そしてゲスト・ボーカルのエリン・アレン・ケインのヴォーカルだけの親密なアレンジで新バージョンが制作されている。

キラー・マイクはこのコラボレーションについて次のように語っている。「2年前、ロバート・グラスパーから彼の楽曲『ブラック・スーパーヒーロー』に参加しないかと誘われたんだ。その曲は素晴らしく、彼はその曲が収録されてアルバムでグラミー賞を受賞したんだ。俺の唯一の後悔は、その曲を作ったとき、彼と同じ部屋に一緒にいなかったことだ。だから、彼が“Motherless”をリミックスするという話が持ち上がったとき、一緒にレコーディングすることは当然のことだった」

彼は次のように続けている。「俺の母とロブの母に捧げるこの曲をレコーディングしているところを、誰かが気を利かせてカメラに収めてくれたんだ。この曲を演奏するのは決して簡単なことではないんだ。溢れ出る感情が癒しの一部になっている。母親を亡くしたすべての人たちへ、この曲が助けになることを祈っているよ」

アルバム『マイケル』のデラックス・エディションのストリーミングはこちらから。

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