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昨年9月に最新作『リバティーンズ再臨』をリリースしたリバティーンズだが、ピート・ドハーティが、リバティーンズの初期の頃や、最新の音楽について中国の音楽サイト「Noisey China」で語っている。

ピート・ドハーティとカール・バラーは90年代後半に、カール・バラーとピート・ドハーティの姉が同じブルネル大学に通っていたことから知り合いになった。

「俺は、カールと会った時、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンに受からなくてイライラしていたんだよね。その時、カールはカールで、モデル事務所と契約ができなくてイライラしていたんだ」とビデオ・インタヴューで回想しながら語っている。

「カールはモデル事務所の前に座って、美少年たちが出てくるのを見ながら、『ヤツを見ろよ、俺のほうが全然いいだろ。ヤツをやっちまって、代わりに契約を取ろう』なんて言っててね。俺は彼に驚くというよりはちょっと怖かった。だけど、ギターを教えて欲しかったし、また彼も誰か彼を信用してくれるヤツを必要としてたんだ。だから、俺たちは『全部クソ喰らえさ、バンドを作ろうぜ』ってなったんだよ」

「俺はファッションに取り憑かれていたのと同時に、ヤツは見た目のことに取り憑かれていた。男と寝たことはないけど、かっこいい奴は好きだし、カールはほんと、どストライクだと思ったね。学校にいたころ、ヤツはブサイクだって言われたことがあって、それで変なコンプレックスを抱いていたんだ。だから、ヤツは誰かに愛される必要があったし、カッコイイって言ってもらう必要があったんだよ。だけど、それがさらに加速しちまってるよな。ヤツは、自分が歳とればとるほど、さらにカッコよくなってると思ってるんだ」
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リバティーンズは、現在イギリスでアリーナ・ツアーを敢行している最中で、これからカーディフ、バーミンガム、ボーンマス、そしてロンドンで公演予定である。スリーフォード・モッズ、ザ・ビュー、レヴァランド・アンド・ザ・メイカーズ、ジ・エナミー、ブロッサムズ、ザ・シャーロックスなどがサポートアクトを務めている。

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