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メガデスのフロントマンであるデイヴ・ムステインはイリノイ州で行ったライヴでファンに嫌がらせをしていた警備員を追い出している。

デイヴ・ムステインはライヴの終盤で“Symphony of Destruction”を演奏している時に警備員に直接声をかけて次のように語っている。「お前たち、人を殴らないでくれ。まったくもってクールじゃないよ。あの男性を叩くのは止めてくれ」

デイヴ・ムステインは騒動が起きている場所に近づいて、警備員をさらに叱りつけ、警備員が出ていくまで演奏するのを拒否すると述べている。

「この連中が退場させられるまで、これ以上演奏はしないよ。あんなことは必要ない。あれは余計なことだよ」とデイヴ・ムステインは語っている。

「背中になんて書いてある? セキュリティだろ? 『ノー・セキュリティ』って書くべきだ。お前らはひどいよね。あの男性を殴るべきではなかった。4人で1人をだよ。腰抜けの集まりだな。彼らが出ていくか、俺が出ていくかだ。彼らが支えてくれているなんて聞きたくない。彼らには出ていってほしい」

観客が撮影した映像はこちらから。

警備員が出ていくと、デイヴ・ムステインは次のように語っている。「あいつらが俺の曲を台無しにしたんだ。申し訳ない。あれには怒ってしまった。いじめは嫌いなんだ。大嫌いなんだよ」

メガデスはライヴを再開させて、“Holy Wars… The Punishment Due”でこの日のライヴを締めくくっている。

先日、デイヴ・ムステインはイタリアに家を購入したことを明かしている。

ここ9年間はテネシー州ナッシュヴィルの郊外で暮らしてきたデイヴ・ムステインだが、現地時間8月27日にイタリアのヴィチェンツァで開催されたAMAミュージック・フェスティバルに出演して、この事実を明かしている。

「今日は伝えないといけないすごく特別なことがあるんだ。数週間前にイタリアに家を買ったんだよ。どういうことかというと、明日の朝、目を覚ましたら、窓の外には僕が見えて、僕は自分のボックスを持って歩いているんだ。それで『おい、あれってデイヴ・ムステインっぽいけど、あのギターを見てみろ。あれは彼に違いない』となるんだよ」

デイヴ・ムステインは次のように続けている。「伝えなきゃと思っていたんだ。イタリアを新たに暮らす場所と呼べることに興奮しているよ。いい住民へのなり方やイタリア的生活の過ごし方を教えてくれて、みんなの寛大さには感謝したいね」

この日のコンサートでデイヴ・ムステインは次のようにも語っている。「この国に引っ越してくると言ったのは事実なんだ。イタリアに住むのを楽しみにしているよ。アメリカの家も残しておくことになるけど、こっちで暮らそうと思っているんだ。みんなに会えるのが楽しみだよ。一緒にいろんな楽しいことをやりたいと思っているんだ」

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