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トゥパック・シャクールの兄弟であるモプリーム・シャクールは殺害事件の捜査で逮捕があったことについて見解を語っている。

ラスベガスの銃撃事件で致命傷を負ってから27年間が経つ中でドゥエイン・“ケフ・D”・デイヴィスが逮捕されたことを受けて、モプリーム・シャクールは事件の進展について自身の考えを述べている。

モプリーム・シャクールは『TMZ』に次のように語っている。「いくつかの理由で心苦しいよ。まず時間だよね。当然、27年が経つわけだから。こんな風にならなくてもよかったんだ。兄弟がもういないという現実の中で生きなくてもよかったはずなんだよ」

モプリーム・シャクールは次のように続けている。「正義は守られなければいけないことで、心苦しい中でもよかったことだけど、守られた正義は一部なんだ。まだ終わっていないから、身構えているよ。共犯者がいたのか、動機は何だったのかは分かっていないからね」

モプリーム・シャクールはラスベガス警察から連絡を受けて捜査が続けられていることを報告されたが、ドゥエイン・“ケフ・D”・デイヴィスの逮捕が迫っていることは教えられなかったと述べている。

モプリーム・シャクールは『ニューヨーク・ポスト』紙に次のように語っている。「このタイミングというのが気になるよね。なぜ死後27年なのかというね。デイヴィスはずっと車には乗っていたが、甥のオーランド・“ベイビー・レーン”・アンダーソンが撃ったと言ってきた。こんなことになる必要はなかったんだ」

トゥパック・シャクールは1996年9月7日に銃撃されて、1996年9月13日に亡くなっている。享年25歳だった。トゥパック・シャクールはMGMグランドで行われたマイク・タイソン対ブルース・セルドンの試合を立ち去り、デス・ロウ・レコーズの共同設立者であるシュグ・ナイトとナイトクラブに向かうところで銃撃の標的になっている。

白いキャデラックが2人の車の助手席の横に停車し、正体不明の銃撃犯が14発を発砲して、トゥパック・シャクールは4発被弾し、後にその傷がもとで亡くなっている。

ドゥエイン・“ケフ・D”・デイヴィスは以前から捜査当局に知られており、27年前に発砲したキャデラックに自分が乗っていたことをインタヴューや2019年の回想録『コンプトン・ストリート・レジェンド』の両方で認めている。彼は銃撃を目撃した最後の一人と目されていた。

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