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エアロスミスはフロントマンであるスティーヴン・タイラーの声帯の治療を続けるためにツアーの全日程が2024年に延期されることを発表している。

「ピース・アウト」と題したフェアウェル・ツアーの初日は9月2日にペンシルバニア州フィラデルフィア公演から始まっており、その後もピッツバーグやエルモントで公演が行われてきた。

しかし、デトロイト、シカゴ、ワシントンD.C.、トロント、ローリー、クリーヴランドで予定されていた公演はスティーヴン・タイラーが「30日間、歌ってはいけないと医師から厳しく命じられた」ために延期されていた。今回、エアロスミスはスティーヴン・タイラーの容態について最新情報を更新し、残りのツアー日程を延期している。

「残念ながらスティーヴン・タイラーの声帯の損傷は当初考えていたより深刻なものでした」とエアロスミスは声明で述べている。「医師は声帯の損傷に加えて、治療が必要な咽頭の骨折があることを確認しました」

「速やかに回復させるために最高の治療を受けていますが、骨折の性質上、我慢が必須だと言われています」

予定されていた「ピース・アウト」のツアー日程は「2024年のどこか」に延期されるという。振替日程は「分かり次第」発表されるという。元々、ツアーは10月11日のフロリダ州タンパ公演から再開して、2024年2月9日まで続けられる予定となっていた。

スティーヴン・タイラーは次のように述べている。「エアロスミス、ブラザーたち、素晴らしいブラック・クロウズと世に出ていって、世界でも最高のファンとロックできなくて胸を痛めている。できるだけ早く戻ってくることを約束するよ」

購入されたチケットはすべて振替公演で有効となり、振替公演に行けない人には払い戻しが行われる。

エアロスミスはベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ』が8月18日に全世界同時リリースされている。

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