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ニルヴァーナは“Pennyroyal Tea”と“Scentless Apprentice”のライヴ音源が公開されている。

それぞれの音源は別の公演で収録されており、“Scentless Apprentice”のライヴ音源はカート・コバーンが自殺する3ヶ月前となる1994年1月7日にシアトルのセンター・アリーナで行われた公演で収録されている。一方、“Pennyroyal Tea”の音源は1993年12月30日にロサンゼルスのグレート・ウェスタン・フォーラムで行われた公演で収録されている。

それぞれの音源はこちらから。

どちらのトラックも10月27日にリリースされる『イン・ユーテロ』の30周年記念盤に収録される。

30周年記念盤は10月27日に限定の8枚組LPボックス、5枚組CDボックス、1LP+10インチ・エディション、2枚組CDデラックス・エディション、デジタル・デラックス・エディションなど、複数のフォーマットでリリースされる。

スーパー・デラックス・エディションに収録されている72トラックのうち53トラックが未発表となっており、1993年の『ライヴ・イン・ロサンゼルス』、シアトル最後の公演となった1994年の『ライヴ・イン・シアトル』のほか、ローマ公演、スプリングフィールド公演、ニューヨーク公演から6曲のライヴ音源が収録される。

先日、クリス・ノヴォゼリックは『NME』のインタヴューで『イン・ユーテロ』の30周年記念盤に際して色褪せない『イン・ユーテロ』の魅力について語っている。

「聴いていると、どこかに連れて行かれるんだ。暗くて、美しく、その間のあらゆるものがある」

「切なさもある。1週間くらいでレコーディングして、ファースト・テイクが使われている曲もいくつかある。かなりリハーサルをやっていて、一緒に演奏するのが大好きだったから、バンドとしてまとまっていた。ライヴをやって、ライヴを収録したんだ」

「3人と楽器だけでこんなことができたんだから素晴らしいよね。想像を掻き立てるようなサウンドにすることができた。それが音楽のいいところだよね。人々を引き込んで、キレイな作品にもダークな作品にもすることができる。このアルバムの話に戻ると、グループとしての人柄が滲み出ていると思う。それまでとは違ういろんな見解があるからね。それがここでは聴ける。世界的に有名になった『ネヴァーマインド』以降のニルヴァーナだよ」

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