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ノエル・ギャラガーは新たなインタヴューでオアシスが1994年に発表した『ディフィニトリー・メイビー』を「最後の偉大なパンク・アルバム」と評している。

ノエル・ギャラガーは『モジョ』誌のインタヴューで『ディフィニトリー・メイビー』をセックス・ピストルズの唯一のアルバム『勝手にしやがれ!』を引き合いに出して語っている。

「『ディフィニトリー・メイビー』はいろんな側面から言って最後の偉大なパンク・アルバムだよな」とノエル・ギャラガーは語っている。「俺たちはザ・ビートルズのメロディーのあるパンク・バンドだったんだ。俺たちは演出も特殊効果もなく、アティテュードと12缶のレッド・ストライプ、野望だけがあった」

ノエル・ギャラガーは『勝手にしやがれ!』を引き合いに次のように続けている。「あのアルバムと『勝手にしやがれ!』を聴くと似ているんだ。『勝手にしやがれ!』は1977年に10代であることの怒りだった。そして1994年に話を進めると、『ディフィニトリー・メイビー』は10代であることの栄華だった」

「ラジカセを持って公演に行くんだ。こんなにも長く愛されているのは偶然じゃない。多分、厳密に言えばもっといい売れたアルバムはある。だけど、あのアルバムは本物なんだ。デタラメはまったくない。ワーキング・クラスの奴が成功しようとする正直なスナップショットなんだ」

一方、オアシスはオアシスは名曲“Acquiesce”の新たなリリック・ビデオが公開されている。

オアシスはシングルのBサイドを収録した『ザ・マスタープラン』の25周年を記念して、11月3日に限定コレクターズ・エディションを様々な形態でリリースすることを発表している。

今回、オアシスは日本を始めとするアジアの風景を過去のライヴ映像と組み合わせた“Acquiesce”の新たなリリック・ビデオを公開している。

『ザ・マスタープラン』 はオアシスの初期3枚のアルバム『ディフィニトリー・メイビー』 (1994年)、『モーニング・グローリー』 (1995年)、『ビィ・ヒア・ナウ』 (1997年) からのシングルB面を収録したアルバムとなっている。

『ザ・マスタープラン』 は全英アルバム・チャートで初登場2位を獲得し、発売初週に売上12万2,000枚以上を記録している。 その後、トリプル・プラチナに認定され、全世界で300万枚以上のセールスを記録している。

“Acquiesce”は1995年に初の全英シングル・チャート1位を獲得した“Some Might Say”のCD版B面曲としてリリースされた楽曲となっている。

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