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ブルース・スプリングスティーンは消化性潰瘍疾患との闘病が続いているためにEストリート・バンドと行う2023年の今後のツアー日程すべてを延期することを発表している。

先月、74歳のブルース・スプリングスティーンは当初、病名を発表することなく、フィラデルフィアでの2公演を中止していた。3週間後、9月の公演日程がすべて延期され、消化性潰瘍疾患であることが発表されている。

現地時間9月28日、ブルース・スプリングスティーンはソーシャル・メディアで声明を発表して、12月まで予定されていた日程が2024年に延期されることが明らかになっている。

「ブルース・スプリングスティーンはここ数週間で消化性潰瘍疾患から着実に回復を続けていますが、医師の指示で今年いっぱいは治療を続けることになりました。このことを念頭に最新の注意を払って、ブルース・スプリングスティーンとEストリート・バンドによる2023年のツアー日程は2024年に延期されます。今月延期されていた公演を含め、2023年公演の振替日程は来週発表される予定で、全公演元々予定されていた会場で行われます」

「2024年の日程が発表されて、公式のチケット会社を通して購入したにもかかわらず振替公演の日程に来られない方は30日間、払い戻しを行うことができます。延期された公演のチケットはすべて振替公演で有効になります」

ブルース・スプリングスティーンは次のように述べている。「友人たちやファンにはお見舞いの気持ち、励まし、応援に感謝するよ。快方に向かっているから、来年みんなに会えるのが待ちきれないよ」

ブルース・スプリングスティーンが延期する前に最後に行った公演は9月3日にイースト・ラザフォードのメットライフ・スタジアムで行った公演となっている。この公演ではアルバム『リバー』に収録の“Two Hearts”がEストリート・バンドと共に6年ぶりに披露されている。公演の最後には地元ニュージャージー州に捧げてトム・ウェイツの“Jersey Girl”が演奏されている。

ブルース・スプリングスティーンは74歳の誕生日に際してニュージャージー州で公式となる「ブルース・スプリングスティーンの日」が施行されている。

ブルース・スプリングスティーンのインスタグラムではメッセージと共に2008年発表の楽曲“Girls In Their Summer Clothes”を使った映像が公開されている。「ニュージャージー州ではブルース・スプリングスティーンの日であるだけでなく、ブルース・スプリングスティーンの誕生日も同時に夏の終わりにやって来ました。この季節最後のあたたかい風がEダウン・ストリートを吹き抜けるのを最後まで楽しんで。誕生日おめでとう、ブルース」

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