クイーンのロジャー・テイラー、エリック・クラプトン、ジェネシスのマイク・ラザフォードらはプロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーを偲ぶチャリティ・コンサートに出演することが明らかになっている。
プロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーはガンとの闘病の末に昨年2月に亡くなっている。彼を称えるチャリティ・コンサートは12月4日にサリー州ギルフォードのGライヴで開催される。
チケットからは収益がロイヤル・マースデン・キャンサー・チャリティとキュアー・パーキンソンズといった団体に寄付される。
ポール・キャラック、ジョン・イルズリー、アンディ・フェアウェザー・ロウ、マイク・サンチェスもこのコンサートには出演する。ハウス・バンドとして、これまでプロコル・ハルムのライヴに参加してきたドラマーのジェフ・ダン、ギタリストのジェフ・ホワイトホーン、キーボーディストのジョシュ・フィリップスも参加する。
Gライヴのアンディ・ロックは次のように述べている。「ゲイリー・ブルッカーの特別なトリビュート公演を開催することができて光栄です。チャリティ活動を通して、ゲイリー・ブルッカーはギルフォードの地元で尊敬されてきたメンバーでした。音楽業界への計り知れない貢献は彼の人生を祝うためにGライブに参加してくれるアーティストの豪華さによって証明されています」
ゲイリー・ブルッカーはプロコル・ハルムの活動以外にもエリック・クラプトン、ジョージ・ハリスンの作品に参加して、リンゴ・スターのオール・スター・バンドにも参加している。
プロコル・ハルムは訃報を発表した際にゲイリー・ブルッカーについて次のように述べている。「プロコル・ハルムでのファースト・シングル、1967年発表の“A Whiter Shade of Pale”はサマー・オブ・ラヴを決定づけた曲として広く認知されていますが、同時代の特徴的なレコードとはいささか違ったものでもありました」
「ゲイリー・ブルッカーの声とピアノはプロコル・ハルムの50年に及ぶ国際的なコンサート・キャリアを唯一決定づけるものでありました。ステージに仕掛けがなくとも、彼は常に公演で最も観るべきミュージシャンでした」
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