ビリー・アイリッシュやピーター・ガブリエルを初めとしたミュージシャンたちは銃犯罪の問題に取り組む運動のビデオに出演している。
「アーティスト・フォー・アクション・トゥ・プリヴェント・ガン・ヴァイオレンス」というこの運動はシェリル・クロウやナイル・ロジャースらも参加するもので、アメリカにおける銃犯罪の問題を根絶するためにボランティア活動や投票を求める「非政治的」な活動と謳われている。
「アメリカ合衆国を愛しているだけに誰でも簡単に武器を手に入れることができることにいつも愕然とするんだ」とピーター・ガブリエルは映像の中で語っている。
「アーティスト・フォー・アクション・トゥ・プリヴェント・ガン・ヴァイオレンス」は2021年にサンディ・フック学校で自身の息子を殺害されたミュージシャンのマーク・バーデンの発案によるものとなっている。
マーク・バーデンはビデオの中で次のように語っている。「この運動における我々の使命はミュージシャン、アーティスト、アスリート、あらゆるインフルエンサーの連帯を築き上げ、銃暴力の防止という共通の目的のために団結することです」
公開された映像はこちらから。
この運動はきっかけとなった映画『ア・ファーザーズ・プロミス』の公開を記念して12月にコンサートを行うほか、来年の夏には銃暴力啓発月間に合わせて、ニューヨークのセントラル・パークで行われるサマーステージでコンサートを行うことも決定している。
先日、ビリー・アイリッシュは気候変動の問題に取り組むイベント「オーヴァーヒーテッド」を再びロンドンで開催している。
気候変動の活動家やミュージシャン、他分野の論者が参加する1日限りのイベントでは「ディスカッション、コミュニティ形成、気候危機に取り組むためのリソース、ローラースケート、そしてニート・バーガーによる美味しい植物性食品」が提供されている。
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