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スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーはオジー・オズボーンと初めて会った時にスリップノットの10番目のメンバーになれないかと訊かれたことを振り返っている。

ソロ・セカンド・アルバム『CMF2』を先日リリースしたコリィ・テイラーは1999年のオズフェストのラインナップに呼ばれた時のことを振り返っている。

「スリップノットがオズフェストに出ることになったのは息子のジャックが大好きなバンドだったからなんだ」とコリィ・テイラーは『クラシック・ロック・マガジン』のインタヴューで語っている。「シャロンはそのおかげで、僕らを少し優遇してくれたんだよ。クレイジーなことをやっても彼女は『問題ないわ。スリップノットだから』と言ってくれた」

コリィ・テイラーは続けてオジー・オズボーンに初めて会った時のことを語っている。「テーブルにジャック、娘のケリー、シャロンと一緒に座っていたら、突然、オジーが現れたんだ。『シャロン、俺のイヤリングをちょっと手伝ってくれないか?』と言っていて、シャロンは『オジー、この人がスリップノットのメンバーの1人よ。コリィっていうシンガーなの』と言ったんだ」

「オジーは俺を見て、こう言ったんだ。『お前が9番目のメンバーなのか? 10番目のメンバーになりたいな』ってね。『いやいや、あなたはオジーです。何にだってなれます』と言ったんだけどさ。スーパーマンに会ったみたいだった」

このインタヴューでコリィ・テイラーはメタリカなど、様々な憧れのミュージシャンに会った時のことを振り返っている。

「キャリアのいろんな時期にメタリカとは会ってきたんだけどさ」とコリィ・テイラーは語っている。「最初は2000年代で、メタリカのサポート・アクトを務めていた時だった。ジェイムズ・ヘットフィールドとジェイソン・ニューステッドが楽屋に招待してくれたんだけど、自分たちは畏敬の念で、食べ物と飲み物を物色することしかできなかったよ」

「俺たちはディケンズの小説に出てくるネズミみたいで、全部のビールを飲んでポケットに詰め込んでいた。俺たちを見て、彼らは目を回して笑っていたよ」

「次につるんだ時はジェイムズはもう酒を飲まなくなっていた。俺も酒を止めていたんだけど、『話がしたいとき、何か必要なことがあったら、いつでも連絡してくれ』ってね。彼は気品のある男だったね」

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