Photo: GETTY
フー・ファイターズはデイヴ・グロールがかつて在籍していたバンドであるスクリームのドラマーのケント・スタックスが亡くなったことを受けて、ラウダー・ザン・フェスティバルで“Everlong”を捧げている。
「スクリームがなかったら、自分に代わってドラムを叩いてくれたケント・スタックスがいなかったら、今の自分はなかった」とデイヴ・グロールは公演で語っている。「パンク・ロックのドラマーでも過去最高の1人だった。先日、彼が亡くなった。だから、次の曲はケントに捧げるよ」
スクリームは1993年以来となるニュー・アルバムをリリースすることを発表した翌日となる現地時間9月20日にケント・スタックスが「転移性ガン」のために享年61歳で亡くなったことを発表している。新作『DCスペシャル』にはデイヴ・グロールもゲスト参加している。
「ケント・スタックスはスクリームにとって結成当初からの心臓部でした」とバンドは声明で述べている。「以前にも彼なしで続けなければならないことはありましたが、ケント・スタックスはかけがえのない存在であることはずっと分かっていました。彼は唯一無二でした。極めてユニークなドラマーだったのに加え、彼は名人級の漁師であり、腕のいい職人であり、熱心な鉄道マニアでもありました」
観客が撮影したフー・ファイターズのライヴの映像はこちらから。
ケント・スタックスは1981年から1987年までスクリームに在籍したオリジナル・ドラマーで、その後、10代だったデイヴ・グロールが後釜を務めている。デイヴ・グロールは1990年まで在籍したが、ニルヴァーナに加入するため脱退している。デイヴ・グロールは長年にわたって散発的にスクリームのステージに出演している。
先日、フー・ファイターズはビリー・アイドルと共演して、セックス・ピストルズの“Pretty Vacant”を披露している。
フー・ファイターズとビリー・アイドルは現地時間9月3日に行われたJASレイバー・デイ・エクスペリエンスで共演を果たしている。
フー・ファイターズとビリー・アイドルは2018年にも共演しており、その時はウェルカム・トゥ・ロックヴィルでジョン・レノンの“Gimme Some Truth”を演奏していた。
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