ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズは新たなインタヴューでジョン・レノンとジョージ・ハリスンはザ・ローリング・ストーンズに入っても馴染んでいただろうと語っている。
『テレグラフ』紙のインタヴューでキース・リチャーズは60年代におけるザ・ビートルズとのライバル関係について語っている。
キース・リチャーズは次のように説明している。「もしもということで考えると、ジョン・レノンもジョージ・ハリスンもストーンズに馴染むのにはそこまで支障なかったんじゃないかな」
キース・リチャーズは次のように続けている。「俺たちは同じ世代だし、同じ音楽を聴いていた。ザ・ビートルズを初めて聴いた時、俺たちの好きな曲を好きな他のイギリスのバンドがいると思って安心したんだ。数ヶ月のうちに、そうした曲が王道になったんだ」
キース・リチャーズはニュー・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』にポール・マッカートニーが参加した経緯についても語っている。
ポール・マッカートニーは“Bite My Head Off”でベースを弾いているが、キース・リチャーズは次のように語っている。「ポールがたまたま同じ街にいて、彼を遠ざけておくことができなくてね。本当にありがたかったよ」
「ザ・ビートルズの一人が自分の曲に参加してくれるっていうなら、やるに決まっているだろ」
彼は次のように続けている。「ポールは一緒にやるにはやりやすかったね。これまでも素晴らしい友人だったからね」
先日、ザ・ローリング・ストーンズは『ザ・トゥナイト・ショウ』で知られるジミー・ファロンを司会に迎えて、ニュー・アルバムのリリースを発表して、リード・シングル“Angry”のミュージック・ビデオを初公開している。
ミック・ジャガーはアルバムについて次のように語っている。「偉そうなことは言いたくないが、このアルバムを俺たちが本当に気に入っていなかったら、リリースすることはなかっただろう。自分たちが本当に気に入るようなレコードを作りたいと言っていたんだ」
12曲が収録されるアルバムには亡くなったチャーリー・ワッツが2曲に参加していることも明らかになっている。アルバムは2022年末に新曲に取り組み始め、2023年2月までに完成させる見込みで制作されたという。
「楽しいね。スタジオはバンドが一つになれる場所だ。ライブ演奏というのが、もう一つの聖杯だ。でも、レコーディングというのは、メンバーが集結し、干渉されることなど一切なく、アイデアを出し合える場所なんだ」とキース・リチャーズは続けている。
アルバムのレコーディングは、ロサンゼルスのヘンソン・レコーディング・スタジオ、ロンドンのメトロポリス・スタジオ、バハマのナッソーにあるサンクチュアリ・スタジオ、ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ、同じくニューヨークのザ・ヒット・ファクトリー/ジャマーノ・スタジオなど世界中の様々な場所で行われている。
新作『ハックニー・ダイアモンズ』は2005年の『ア・ビガー・バン』以来、18年ぶりのオリジナル・スタジオ・アルバムとなっている。
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