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R.E.M.は通算11作目となるスタジオ・アルバム『アップ』の25周年記念盤がリリースされることが決定している。

R.E.M.にとって『アップ』は結成時からのドラマーであるビル・ベリーが円満脱退後した後、初となるアルバムで1998年にリリースされている。

U2やカウンティング・クロウズを手掛けたパット・マッカーシーとR.E.M.による共同プロデュースとなるアルバムにはナイジェル・ゴッドリッチも参加しており、“Daysleeper”、“Lotus”、“At My Most Beautiful”、“Suspicion”といったシングルが収録されている。

現地時間9月19日、『アップ』の25周年記念盤が11月10日にクラフト・レコーディングスよりリリースされることが発表されている。

R.E.M.のメンバーによる協力の下リリースされる2CD+1Blu-rayには1999年にゲスト出演したテレビ番組『パーティー・オブ・ファイヴ』の音源も収録される。

付属のBlu-rayには3曲のHDのミュージック・ビデオ、『アップテイク』と題された6曲のパフォーマンス映像、アルバムのオリジナルEPK、5.1chハイレゾ・サウンド音源も収録される。

14曲が収録された2枚組のアナログ盤も発売され、グリーン・マーブル仕様の限定盤は『アップ』仕様のスペシャル・マーチャンダイズと共に公式ストアのみで販売される。

今回の『アップ』の25周年記念盤はすべて新たにゲートウェイ・マスタリングのボブ・ラドウィックがリマスターを手掛けている。

R.E.M.は『パーティー・オブ・ファイヴ』のセッションより“Daysleeper”の音源も公開されている。

R.E.M.は2011年に解散を発表しており、2021年にマイケル・スタイプは「決して再結成はしない」と語っている。

「多くのバンドにとってはもう一度やる動機になるのかもしれないけど、解散する時にそれは悪趣味な金儲けになると決心したんだ。そんなものは必要としていないし、32年間の栄光があることに満足しているんだよ」

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