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ケイティ・ペリーは自身の音楽の権利を2億2500万ドル(約330億円)で売却したと報じられている。

ケイティ・ペリーは数ヶ月にわたって自身のカタログの売却を検討していると噂されていたが、権利がリトマス・ミュージックに移譲されたことが明らかになっている。

元キャピトル・レコード社長のダン・マッカロールが共同で創業したリトマス・ミュージックは9月18日に契約を締結したとのことで、その金額は2億2500万ドルと報じられている。

この契約は38歳のケイティ・ペリーが2008年から2020年にリリースした5枚のアルバムの原盤権と音楽出版権を対象とするもので、2008年発表の『ワン・オブ・ザ・ボーイズ』から最新作『スマイル』までが含まれている。

リトマス・ミュージックはハンク・フォーサイスがカーライル・グローバル・クレジットと創業した会社で、昨年起業してからキース・アーバンとベニー・ブランコの音楽カタログの権利をこれまでに買収している。

「ケイティ・ペリーは音楽、テレビ、映画、慈善活動において大きな影響力を持つクリエイティヴな才能ある人物です。彼女ともう一度協力関係となり、彼女の素晴らしいレパートリーを管理する手助けができて光栄です」とダン・マッカロールは『ヴァラエティ』誌で述べている。

ハンク・フォーサイスは次のように続けている。「ケイティ・ペリーの楽曲は世界的なカルチャーの骨組みの不可欠なパートであり、信頼できるパートナーと再び仕事ができることに感謝しています。彼女の誠実さはやることすべてにおいて輝いています」

ここ数年、ミュージシャンによってカタログ音源の権利を売却する動きが広がっていて、ブルース・スプリングスティーンはマスター音源の権利と楽曲の出版権を合わせてソニーに5億ドルで売却したと報じられている。

ここ数年でボブ・ディラン、スティーヴィー・ニックス、ニール・ヤングなど多くの大物ミュージシャンが自身のカタログの権利を売却している。

ボブ・ディランも先日、自身の音楽の権利を売却しており、ユニバーサル・ミュージック・グループに3億ドルで売却している。ニール・ヤングはヒプノシス・ソングスに自身の権利の50%を1億5000万ドルで売却している。

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