Photo: Mark Seliger

ザ・ローリング・ストーンズはニュー・アルバムのプロデューサーをポール・マッカートニーに紹介されたことが明らかになっている。

ザ・ローリング・ストーンズは通算24作目となるニュー・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』をリリースすることを発表しており、アルバムからはファースト・シングルの“Angry”が公開されている。新作はオリジナル・アルバムとしては2005年発表の『ア・ビガー・バン』以来、18年ぶりとなっている。

アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』は、2021年のグラミー賞でプロデューサー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し、過去にパール・ジャム、イギー・ポップ、エルトン・ジョンなどの作品を担当しているニューヨーク出身のアンドリュー・ワットがプロデューサーを務めている。

米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでロニー・ウッドはプロデューサーを務めたポール・マッカートニーから紹介されたことを明かしている。

「全体的に手に負えなくなってきて、『レフリーが必要だ』と言ったんだ」とロニー・ウッドはプロデューサーを迎えることになった経緯について語っている。「ポール・マッカートニーと食事に行ったら、『どんな感じ?』という話になってね。指図してくれる奴が必要なんだよと言ったら、『ニューヨーク出身の若い奴がいるんだけど、アンドリュー・ワットと言ってね。彼を試してみたら』と言ってくれたんだ」

この時点でミック・ジャガーもアンドリュー・ワットに連絡をとっていたとのことで、最終的に昨年6月にロンドンのハイド・パークで行われたライヴの時にバンドは正式にアンドリュー・ワットにプロデュースを依頼したという。

アルバムのレコーディングは、ロサンゼルスのヘンソン・レコーディング・スタジオ、ロンドンのメトロポリス・スタジオ、バハマのナッソーにあるサンクチュアリ・スタジオ、ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ、同じくニューヨークのザ・ヒット・ファクトリー/ジャマーノ・スタジオなど世界中の様々な場所で行われている。

「偉そうなことは言いたくないが、このアルバムを俺たちが本当に気に入っていなかったら、リリースすることはなかっただろう」とミック・ジャガーはリリース発表の記者会見で語っている。「自分たちが本当に気に入るようなレコードを作りたいと言っていたんだ」

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