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アメリカ最大の新聞チェーンであるガーネット社はテイラー・スウィフトとビヨンセ専門の2つの報道職を募集している。

『USAトゥデイ』や『テネシアン』紙を発行するガーネット社は9月12日に「テイラー・スウィフト・リポーター」の詳細を公開している。

ガーネット社はテイラー・スウィフトの「音楽的/文化的影響を取材する経験ある動画に精通しているジャーナリスト」を募集している。条件としてデジタル・ファーストのニュースルームで少なくとも5年間働いた経験が提示されている。

「テイラー・スウィフトのファンベースは前例のない高みまで成長しており、彼女の音楽とその功績の重要性も同様です」と募集には記されている。

「複数のプラットフォームで安定したコンテンツを配信することでテイラー・スウィフトのすべてのものに対する紛れもない需要に対応できる精力的なライター、フォトグラファー、ソーシャル・メディアのプロを探しています」

「事実と熱狂の両方を見て、テイラー・スウィフトのリポーターはなぜこのポップスターの影響力が拡大する一方なのか、彼女のファンベースがポップカルチャーの中で何を象徴しているのか、そして彼女が音楽界とビジネス界に及ぼす影響を明らかにしてもらえればと思います」

ガーネット社は採用者はテイラー・スウィフトの「ジ・エラズ」ツアーや『1989(テイラーズ・バージョン)』を巡る熱狂を報じる「意欲的で創造的かつ精力的なジャーナリスト」になると述べている。

加えて報道を通じて「彼女の音楽とキャリアに関する思慮深い分析」を提供することも求められる。

この募集に関してはアラスカ州とハワイ州を除くアメリカ各地、ヴァージニア州マクリーンにあるガーネット本社の両方で求められている。「地元のニュースルームの近くに住んでいる場合は、そこを拠点とすることも可能です」と募集には記されている。

ガーネット社は「法的に許可されている海外出張もいとわない」とも述べている。時給は21.63ドルから50.87ドルとなっている。

『USAトゥデイ』の取締役であるビル・カノンは次のようにツイートしている。「読者の声を聞いたところ、テイラー・スウィフトに関する情報が足りていないことが分かりました。なので、テイラー・スウィフトのリポーターを求めています」

同様にビル・カノンは「ビヨンセ・ノウルズ・カーターのリポーター」の募集も投稿している。「これで終わりと思ったら大間違いです。ビヨンセのあらゆることを報じる準備はできていますか?」

ビヨンセ専門職の採用者は「彼女が活動する様々な業界だけでなく、社会への影響」を報じることのできる「文章とビデオに精通したアプローチ」が必要とされると記されている。

「レポーターにはなぜこのスターの影響力が拡大し続けているのか、そしてそれが音楽界やビジネス界にどのような影響を及ぼしているのかを明らかにしてもらえればと思います」

「採用者はビヨンセのイメージと現在性を駆り立てる献身的なファンベースとビヨンセの記事を報じてもらえればと思います」

その他の条件はテイラー・スウィフトのリポーターと同じものとなっており、時給は21.63ドルから50.87ドルとなっている。

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