Photo: Steven Cohen

セミソニックは22年ぶりとなるアルバムより新曲“Out of the Dirt”の音源が公開されている。

セミソニックは2020年にEP『ユーアー・ノット・アローン』をリリースし、“Little Bit Of Sun”、“Grow Your Own”といったシングルも公開しているが、フル・アルバムは2001年発表の『オール・アバウト・ケミストリー』以来リリースしていなかった。

新曲“Out of the Dirt”の音源はこちらから。

22年ぶりとなるアルバム『リトル・ビット・オブ・サン』は11月3日にリリースされる。

セミソニックの活動を休止した後、リード・シンガーのダン・ウィルソンはアデルの“Someone Like You”、ザ・チックスの“Not Ready To Make Nice”、クリス・ステイプルトンの“White Horse”といった楽曲を手掛けており、大御所ソングライター/プロデューサーの仲間入りを果たしている。

「アーティストとしての僕のアプローチというは今の自分のいる視点から書くというものだった」とダン・ウィルソンは新作について説明している。「最後にフル・アルバムを作ってから20年が経っているから、バンドに戻ったという視点から書くのは興味深かったし、刺激的ではあったけど、まったく違うものだった。初期の頃のことや、僕らを形成してくれた結成当時の影響を考えずにはいられなかった。とはいっても、多くの曲は人生でも今の瞬間について書いているんだけどね」

ダン・ウィルソンは次のように続けている。「自分にはプリンスを亡くしたことよりもトム・ペティを亡くしたことが大きかった。というのも、トム・ペティの音楽的・作曲的な素晴らしさとは自分の能力でももう少しで届くかのように思えたものだった。彼が亡くなったことで、僕らもいつ亡くなってもおかしくないと思ったし、この世にいる時間を最大限活用することについて書きたかったんだ」

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