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UKで少なくとも10ヶ所のコンサート会場や劇場が構造に軽量気泡コンクリートが使用されていることを理由に閉鎖を余儀なくされている。

軽量気泡コンクリートは1950年代から1990年代半ばまで使われてきた軽量建築資材で、近年崩壊の可能性があることが指摘されている。

イギリス政府がこの危険な資材に関する基準を改訂したことを受けて、150以上の学校が一部/全面閉鎖されることになっており、その影響は病院、空港、大学、裁判所にまで及んでいる。

調査の結果、現時点で軽量気泡コンクリートが使用されているコンサート会場や劇場は以下の通り。

Guildhall, Preston
The Orchard, Dartford
Dixton Studio, Westcliff-on-Sea
The Forum Theatre, Stockport
Royal and Derngate, Northampton
The Sands Centre, Carlisle
Core Theatre, Solihull
The Brunton, Musselburgh
YMCA Theatre, Scarborough
St David’s Hall, Cardiff

これらの会場はすべて9月のイベント・カレンダーが削除されており、営業再開の時期については明らかになっていない。軽量気泡コンクリートへの対策については学校や病院が優先されるが、地元議会は必要な対応について会場と協力している。

プレストンのガイドホールは2019年から閉鎖されていたが、11月に開催されるプレストン・ウィークエンダー・ミュージック・フェスティバルのために再オープンする予定となっており、現時点ではイベントは開催予定となっている。

プレストン議会は声明で次のように述べている。「今年は少数のイベントが予定されており、その件について主催者と話をしています」

プレストン議会のスポークスパーソンは次のように述べている。「専門コンサルタントの構造エンジニアがより詳細な検査を実施できるまで、グランド・ホールとチャーター・シアターの客席を確保することで、慎重かつ『安全第一』のアプローチを取っています。残念ながら、この非常に特殊な作業を行うために必要な専門家は当然ながら学校の検査を優先しているため、しばらく時間がかかることは理解しています」

ノーサンプトンのロイヤル&ダーンゲート劇場とフィルムハウスは即座に閉鎖されており、運営者は地主やノーサンプトンシャー議会と緊急で調査と改善策を協議していると述べている。

「特に9月は劇場にとって非常に忙しく重要な時期なので、今回の発見によって当面は閉鎖しなきゃいけないことを深く悲しんでいます」とロイヤル&ダーンゲート劇場のジョー・ゴードンは述べている。「このことで観客や訪れるカンパニー、スタッフを落胆させることは重々承知していますが、安全こそが優先事項であることを理解してもらえると思っています。できるだけ早く御報告して、皆様をお迎えできることを楽しみにしています」

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