AC/DCは7年ぶりのライヴとなるパワー・トリップ・フェスティバルに出演するラインナップを発表している。
インディオのエンパイア・ポロ・クラブで10月6日から8日の3日間にわたって開催されるパワー・トリップ・フェスティバルにはメタリカ、ガンズ・アンド・ローゼズ、アイアン・メイデン、トゥール、ジューダス・プリーストが出演する。
今回のライヴではベーシストのクリフ・ウィリアムズが引退から復帰し、ドラマーのフィル・ラッドはマット・ローグに代わることになる。
フィル・ラッドは2014年に一時脱退しており、2020年発表の最新作『パワーアップ』から復帰していた。クリフ・ウィリアムズは『ロック・オア・バスト』ツアーの後、引退することを発表している。
ブライアン・ジョンソンはガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズが代役を務めたのを経て復帰することも決定している。
ソーシャル・メディアではリハーサルの音源も公開されており、バンドは次のように述べている。「パワー・トリップのためにパワーアップだ。フェスティバルのために引退から復帰したクリフ・ウィリアムズ、ドラマーのマット・ローグでパワーアップしたリハーサル音源を聴いてくれ」
PWR UP for Power Trip! Listen to the rehearsal of the boys powering up with Cliff Williams, who's coming out of retirement for the festival and Matt Laug on drums. pic.twitter.com/FdpX3bf65a
— AC/DC (@acdc) September 9, 2023
パワー・トリップ・フェスティバルはオジー・オズボーンも最初のラインナップとして発表されていたが、その後、出演を辞退している。
「つらいことだけれど、10月のパワー・トリップへの出演を辞退する決断をしなければならなかったんだ。残念ながら、私の身体がまだ準備ができていないと言っていて、およそ5年ぶりとなるライヴが不完全なものになるのはプライドが許せないんだ」
一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は新たなインタヴューでよく聴く音楽としてAC/DCやガンズ・アンド・ローゼズの名前を挙げている。
CNNのエリン・バーネットによるインタヴューでどんな音楽を聴いているのかと訊かれたウォロディミル・ゼレンスキー大統領は次のように語っている。「AC/DCとウクライナの音楽が好きですね。もちろん、ウクライナの音楽が大好きなのは、ウクライナ語で、母国語だからです。音楽だけでなく、言葉やその他のことも理解できます。AC/DCは全部の歌詞は分かりませんが、AC/DCのエネルギーが好きなんです。エリック・クラプトンやガンズ・アンド・ローゼズも好きです。まあ、ちょっと古すぎるでしょうが……」
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