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ビースティ・ボーイズは『ポールズ・ブティック』のアルバム・ジャケットで知られるマンハッタンの交差点が「ビースティ・ボーイズ・スクウェア」に改名されている。

1989年発表の『ポールズ・ブティック』のジャケットに登場する交差点はローワー・イースト・サイドにあるラドロー・ストリートとリヴィングトン・ストリートが交わるところに位置している。

10年前、この交差点についてビースティ・ボーイズにちなんだ名前にする運動が立ち上げられたが、地元のコミュニティ委員会によって否決されている。

昨年、この運動はついに結実して、「ビースティ・ボーイズ・スクウェア」になることが決定している。

現地時間9月8日、改名の式典が開催されて、アドロックとマイクDはスピーチを行っている。

「何を見て、何を聴き、何を着て、何を愛し、どう生きるかを教えてくれたニューヨークには感謝している」とアドロックは観衆に語っている。「今から50年後、学校に行く子どもたちが見上げて、『ビースティ・ボーイズって何だ? なんで広場の名前になっているんだ?』となるのが嬉しいんだ」

マイクDは次のように続けている。「ニューヨークで育たなければ、こんなふうにはなれなかったよ」

「多くの人が知る通り、ビースティ・ボーイズがシーンに登場すると、ヒップホップのゲームが変わりました」とビースティ・ボーイズ・スクウェアの計画を承認した地元議員のクリストファー・マルテは語っている。

「私はこれはお祝いだと思っています。ローワー・イースト・サイドのお祝いであり、ヒップホップのお祝いであり、これを実現するために長年取り組んできた地元へのお祝いなのです」

一方、ビースティ・ボーイズは『ハロー・ナスティ』の25周年盤が4枚組のアナログ盤で9月8日にリリースされている。これは元々2009年にリリースされたもので、21曲のボーナストラックが収録されている。

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