ザ・ローリング・ストーンズは9月6日に行われた記者会見の日本語訳全文が公開されている。
記者会見は9月6日にイースト・ロンドンのハックニー・エンパイアで行われ、アメリカのテレビ司会者であるジミー・ファロンが司会を務め、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロニー・ウッドが参加して、YouTubeを通じて世界中にストリーミングされた。
この場でザ・ローリング・ストーンズはニュー・アルバムのタイトルが『ハックニー・ダイアモンズ』であり、10月20日にリリースされることを発表している。
アルバム・タイトルの『ハックニー・ダイアモンズ』の意味についてキース・リチャーズは次のように語っている。
「タイトルが『ハックニー・ダイアモンズ』になったのは、タイトルのアイデアがいくつかあって、『ヒット&ラン』だったのが『スマッシュ&グラブ』になり……その2つから、どういうわけか『ハックニー・ダイアモンズ』を思いついたんだ。それら2つ両方のバリエーションのようだからね。そして、ロンドンのバンドだから、ということもある」
ジミー・ファロンが『ハックニー・ダイアモンズ』という言葉はスラングの一種か何かなのでしょうかと尋ねると、ミック・ジャガーは次のように答えている。「土曜の夜にハックニーあたりで、フロントガラスが割られ、その破片が路上に散乱している。それが『ハックニー・ダイアモンズ』なんだ」
ロニー・ウッドは次のように続けている。「粉々になったフロントガラス。まさに『スマッシュ&グラブ(窓ガラスを割り店内に侵入する窃盗の意のスラング)』さ」
記者会見の日本語訳全文はこちらから。
https://www.universal-music.co.jp/rolling-stones/news/2023-09-08/
アルバムには12曲が収録され、トラック・リストについては後日公開される。アルバムのレコーディングは、ロサンゼルスのヘンソン・レコーディング・スタジオ、ロンドンのメトロポリス・スタジオ、バハマのナッソーにあるサンクチュアリ・スタジオ、ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ、同じくニューヨークのザ・ヒット・ファクトリー/ジャマーノ・スタジオなど世界中の様々な場所で行われている。
なお、日本盤限定でボーナス・トラック1曲が収録されることが決定している。
このアルバムは18年前の9月6日に発売された2005年の『ア・ビガー・バン』以来となるオリジナル・スタジオ・アルバムとなっている。
アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』は、2021年のグラミー賞でプロデューサー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し、過去にパール・ジャム、イギー・ポップ、エルトン・ジョンなどの作品を担当しているニューヨーク出身のプロデューサー兼ミュージシャンのアンドリュー・ワットとの初めてのコラボレーション作品となる。
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