ノエル・ギャラガーは自動車講習を受けたことがないにもかかわらず、6ヶ月の免許停止の処分を受けている。
『イヴニング・スタンダード』紙によれば、ノエル・ギャラガーは12万ポンドの運転手付きのレンジローバーを日常的に使っており、オアシス全盛期の90年代中盤に自身の運転免許証の取得を諦めたことで知られている。
しかし、ノエル・ギャラガーは度重なるスピード違反が確認されており、そのためにかなりの罰金を科せられることとなっている。
今年6月、ノエル・ギャラガーはスピード違反で6点の違反点数を科せられ、742ポンドと296ポンドの罰金、100ポンドの付加罰金の支払いを命じられている。ノエル・ギャラガーの運転手が罪に問われたが、手紙に応じなかったため、自動車の登録オーナーであるノエル・ギャラガーが責任を問われる形となっている。
現地時間9月6日にラベンダー・ヒル判事裁判所に行われた裁判で、ノエル・ギャラガーは今年起こしたさらに2回のスピード違反を問われることとなっており、12点の違反点数を科せられ、自動的に6ヶ月の免許停止となり、1340ポンドの罰金、110ポンドの起訴費用、536ポンドの裁判所手数料の支払いを命じられている。
「私自身は通知も督促状も受け取っておらず、私のスタッフから声をかけられることもありませんでした」とノエル・ギャラガーは裁判所に宛てた手紙の中で述べ、手紙に返信しなかったことへの責任を認めている。
「私の自宅の住所に送られる手紙も含め、私には私生活や仕事面をマネージメントして助けてくれるチームがあるのです」と彼は続け、「必要とされる改善」を施したとも述べている。
「裁判所から課された罰金を支払う意志はあります」とノエル・ギャラガーは続けている。「裁判所が資格剥奪を検討することは理解していますし、私が不在の間に裁判を進めることも問題ありません。現在、仕事の関係で海外にいることをご了承ください」
ノエル・ギャラガーの運転手であるアラン・ニーソンも警察からの手紙に返信しなかった理由について手紙で説明している。
「私は自動車に関する書類手続きなどについて個別に単独で責任があります」と彼は述べ、手紙に返事をできなかった理由について郵便局のストライキを挙げている。「この犯罪に関与した車両はギャラガー氏の登録であるにもかかわらず、彼は運転免許を持っていません。だから、この声明を送ることにしたのです」
ノエル・ギャラガーは総額1986ポンドの支払いに対処するために1週間の猶予が認められている。
ノエル・ギャラガーは今年4月にBBCラジオ2のインタヴューでオアシスの絶頂期だった1990年代に教習中にファンが集まってきたことで免許取得を諦めたと語っていた。
「中学校のベルが鳴って、生徒たちがみんな出てきたんだ」とノエル・ギャラガーは振り返っている。「オアシスの熱狂の真っ只中だったからね。『もう2度とやらない』と思ったよ」
先日、ノエル・ギャラガーはイギリスの人気テレビ番組『ハヴ・アイ・ゴット・ニュース・フォー・ユー』の出演依頼を断った理由について「自分に向いていない」として、「自分らしくやれないのではないか」と思ったと語っている。
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