U2のベーシストであるアダム・クレイトンはドラマーのラリー・マレンがライヴに参加しないことについて心境を語っている。
U2は9月29日よりラスベガスにオープンするマディソン・スクウェア・ガーデン・スフィアでこけら落としの連続公演を行うことが決定している。
公演にドラマーのラリー・マレン・ジュニアは背中の手術の療養中のため参加せず、ワン・イン・ア・ミリオンやクレジップで活動してきたオランダ人ドラマーのブラム・ファン・デン・バーグが代役を務めることも発表されている。
ラリー・マレン・ジュニアが参加しないことについてアダム・クレイトンは『デイリー・スター』紙に次のように語っている。「僕も含めてバンドの誰もが観客はすごく悲しむだろうし、ラリーのことが恋しくなるだろうことは分かっているよ」
「彼は復帰を望んでいるし、長いキャリアでドラムを続けていきたいと思っているから、怪我の手当てをしているんだよ」
代役を務めるブラム・ファン・デン・バーグについてアダム・クレイトンは次のように続けている。「ブラムと共にステージに上がるということについてはラリーもすごく同意してくれたんだ」
「自分のバンドが自分がいないのにステージに立っているなんてラリーにとってはきついことだというのはもちろん分かってるよ」
アダム・クレイトンは続けて、かつてボノがパフォーマンスをできなかった時にスペシャル・ゲストを迎えて対応しなければならなかった時もあったことに言及している。
「ブルース・スプリングスティーンに入ってもらって、珍しいステージをやったこともあった。クリス・マーティンに入ってもらったこともあるんだ」
彼は次のように続けている。「バンドの人生では起こることなんだよ。ラリーもおそらくまったく気にしていないだろうし、健康を取り戻す必要があるということは分かっていると思う」
U2はマディソン・スクウェア・ガーデン・スフィアで行う公演に先立って、没入型体験スペース「ズー・ステーション」が展開されることも発表している。
「ズー・ステーション」ではメンバーのジ・エッジがキュレーションした「ズーTVシネマ」、アントン・コービン・ギャラリー、限定マーチャンダイズ、VIPラウンジなどが用意されている。
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