レディー・ガガは8月31日にラスベガスの連続公演で“Born This Way”をトランス・コミュニティに捧げている。
“Born This Way”はこれまでもLGBTQ+のアンセムとなってきたが、レディー・ガガはトランスの権利が脅かされている中で改めて応援のメッセージを強調している。
“Born This Way”を演奏する前にレディー・ガガは次のように語っている。「この国のトランスの権利について言いたいことがあります。あなたにも言いたいことがあるなら、声を上げなきゃなりません」
レディー・ガガは曲を終える前にも次のように述べている。「時々『何を言うべきか分からない』と言う人がいるでしょ。いい? 何も言わなくていい。現実の人々の暮らしに耳を傾ければいいのです」
観客が撮影した映像はこちらから。
レディー・ガガは先日より自身のヒット曲やジャズの名曲を演奏するラスベガスでの連続公演『ジャズ・アンド・ピアノ』を再開させている。
公演の中でレディー・ガガは亡くなったトニー・ベネットにも追悼の意を表している。
レディー・ガガは客席にいたと思われるトニー・ベネットの妻であるスーザン・ベネデットに“Fly Me To The Moon”を捧げている。
「スーザン、客席のみんなはあなたのことを本当に愛しています」とレディー・ガガはステージで語っている。
「実のところ、トニー・ベネットのことはなんて言えばいいのか分かりません。というのも、この公演全体がトニーのためのものだったから。すべてがそうでした。オープニングのナンバーも、中盤のナンバーも、ダイヤモンドも、楽器も、指揮も、即興も、すべて彼の思い出にあったものなのです」
レディー・ガガとトニー・ベネットは2014年発表の『チーク・トゥ・チーク』、2021年発表の『ラヴ・フォー・セール』というデュエットによる2枚のカヴァー・アルバムをリリースしている。
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