“Dream Weaver”といったヒット曲で知られるゲイリー・ライトが亡くなった。享年80歳だった。
ゲイリー・ライトは現地時間9月4日にパーキンソン病とレビー小体型認知症の合併症により亡くなっている。
ゲイリー・ライトはキャリアの初期にヨーロッパでブルース・ロック・バンド「スプーキー・トゥース」のフロントマンを務めていたが、1970年代初頭にソロ・デビュー・アルバムに取り組んでいる時にベーシストのクラウス・フォアマンからジョージ・ハリスンを紹介され、2人は親友となり、『オール・シングス・マスト・パス』といったアルバムに参加している。ジョージ・ハリスンはゲイリー・ライトが1971年に発表したアルバム『フットプリント』にも参加している。
ゲイリー・ライトが最も成功を収めたアルバムは1975年発表の『夢織り人 – ドリーム・ウィーヴァー』で、収録曲の“Dream Weaver”と“Love Is Alive”はいずれも全米2位を記録して、アルバムも全米最高位7位を記録している。1992年には“Dream Weaver”は映画『ウェインズ・ワールド』のサウンドトラックにも収録されている。
ゲイリー・ライトは1970年代を通してソロ・アルバムをリリースしており、80年代にはサウンドトラックの仕事を手掛け、ワールド・ミュージックのアルバムもリリースしている。
2008年にゲイリー・ライトはリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドに参加しており、2014年には回想録『ドリーム・ウィーヴァー』を刊行している。
ゲイリー・ライトが最後にリリースしたアルバムは2010年発表の『コネクテッド』だった。
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