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バーニング・マン・フェスティバルは暴風雨のため多くの観客がネヴァダ州の砂漠に取り残され、1人が亡くなったことが警察によって発表されている。

参加者はキャンプにとどまり、食料と水を節約するよう指示されており、会場に出入りする道路は洪水のため閉鎖されている。

現地の報道ではフェスティバルの状況について「予断を許さない」と評されており、「靴やその他触れるものに大量のドロドロした泥がまとわりつく」環境とされている。また、この混乱により何千もの簡易トイレの清掃と空っぽにする作業が中止されている。

イベントが開催される土地を管理する米国土地管理局は声明の中で次のように述べている。「ここ24時間の雨によって巨大な水たまりができて、車両の移動を全面的に停止しなければならない状況が発生しています」

「今後数日間でさらなる雨が予想されており、水たまりに車両が入れるようになる状況の改善は望めません」

参加者の中には徒歩で会場を離れ、最寄りの高速道路までトレッキングを試みた人たちもいると報じられている。

ネヴァダ州では9月1日から大雨に見舞われ、フェスティバルの最終日である9月4日朝まで洪水が続くと見られている。

今年のバーニング・マン・フェスティバルは8月27日から開催され、気候変動活動家のグループが4人が鎖でつながれた28フィートのトレーラーを使って、イベントに入る幹線道路を封鎖したことも報じられていた。

この抗議デモの結果、道路は1時間以上にわたって封鎖され、会場に向かう参加者と衝突する事態となっていた。気候変動活動家は「世界の参加者、団結せよ」、「母なる大地が助けを必要としています」、「気候変動のためにストライキを」、「資本主義を廃止せよ」といったメッセージが書かれた幕を掲げている。

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