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ザ・ラスト・シャドウ・パペッツが、セカンド・アルバムのリリースを受けての小規模なツアーを3月から4月にかけて行うことを発表している。

アレックス・ターナーとマイルズ・ケインによるザ・ラスト・シャドウ・パペッツは、『エヴリシング・ユーヴ・カム・トゥ・エクスペクト』のリリース前の3月26日のエジンバラ公演でツアーの初日をスタートさせ、アルバムのリリース日にはロンドンで公演を行う予定となっている。パリ、リバプール、シェフィールド、アムステルダムでも公演を行い、その後はニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスで公演を行う予定となっている。

『NME』のインタヴューの中で、アレックス・ターナーはここまで長く時間がかかった理由について説明しており、ザ・ラスト・シャドウ・パペッツは3部作のリリースを考えているとのことで、「セカンドをリリースする前に、セカンドとサードを書いておきたかった」と語っている。サード・アルバムまでまた8年間、待たなければならないのかと尋ねられると、アレックス・ターナーは「それについては分からないな。いろいろ考慮しなくちゃいけないことがあるからね」と語っている。

新作はバンドの新たなヴィジュアル・イメージとともに発表され、アレックス・ターナーは冗談で自分たちを映画『ワイルド・スピード』にたとえている。

新作についてどのようなものになっているかは、次のように語っている。「前作は一つだけことを最終的にやったアルバムだと思うんだよね。スコット・ウォーカーについてたくさん話していて、アルバムもそのオマージュだと分かる作品になった。でも、今回は、僕の頭のなかではファーストほど影響を露骨に出してないと思うんだ。まさにアイザック・ヘイズなんかを少し聴いてたんだけど、そこまで大きくはないよね」

マイルズ・ケインはこう続けている。「ファースト・アルバムの時は、すべてが僕らにとって新しかったんだ。初めて発見した感じがあったんだよね。今回は影響を受けたものを払いのけてみた曲なんだよ」

ツアーの日程は以下の通り。

Edinburgh, Usher Hall (March 26)
Paris, Olympia (March 29)
London, Hackney Empire (April 1)
Liverpool, Olympia (April 2)
Sheffield, City Hall (April 3)
Amsterdam, Paradiso (April 7)
New York, Webster Hall (April 11)
San Francisco, The Fillmore (April 17)
Los Angeles, The Theatre at Ace Hotel (April 20)

チケットは1月29日の午前9時から発売されるが、バンドのニュースレターに登録すると、早期購入が可能となっている。

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