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メタリカは“Nothing Else Matters”のスポティファイでの再生回数が10億回を突破したことが明らかになっている。

9月1日、スポティファイは「クラブへ、ようこそ、メタリカ。“Nothing Else Matters”が10億回突破の仲間入りをしました」とツイートしている。

スポティファイでは2020年に「ビリオンズ・クラブ」と題した、再生回数が10億回を突破した曲を集めたプレイリストが作られており、アーティストには盾が贈られる。

これまでにABBAの“Dancing Queen”、ホイットニー・ヒューストンの“I Wanna Dance With Somebody”、ガンズ・アンド・ローゼズの“Sweet Child O’ Mine”など、プレイリストには450曲以上がリストアップされている。

先日、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドは“Nothing Else Matters”のミュージック・ビデオでキップ・ウィンガーを馬鹿にしたことを謝罪したことが明らかになっている。

“Nothing Else Matters”のミュージック・ビデオでラーズ・ウルリッヒはダーツの的としてキップ・ウィンガーの写真を使用しており、『ビーバス・アンド・バットヘッド』でもスチュワート・スティーブンソンがウィンガーのTシャツを着ていたことで、ウィンガーは90年代を通して批判される格好となっていた。

「スチュワートのTシャツには別のアーティストもいくつか試したようなんだけど、僕らのものが定着したんだ」とキップ・ウィンガーは米『ヤフー!』に語っている。「ポイズンでも誰でもよかったんだろうけど、僕らになったのはメタリカが僕のポスターにダーツを投げたからだと思う。その2つが結びついたんだ」

その後、キップ・ウィンガーは最近になってジェイムズ・ヘットフィールドが「クールじゃなかった」として謝罪するために電話をしてきたことを明かしている。

「それは僕の存在全体にとっての皮肉だったよ。僕が集中していたのは常に音楽で、いいミュージシャンであることだったからね」とキップ・ウィンガーは続けている。

「ジェイムズ・ヘットフィールドは1年半前ぐらいに謝罪するために電話してきたんだ。彼は申し訳なさそうで、『あれはクールじゃなかった。あんなことをしたのを後悔しているよ』と言っていたよ」

「本当に素晴らしい会話になった。彼は素晴らしい人物だったし、友達にもなれると思う。でも、ダーツを投げたのはラーズ・ウルリッヒだからね」

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