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メガデスのフロントマンであるデイヴ・ムステインはイタリアに家を購入したことを明かしている。

ここ9年間はテネシー州ナッシュヴィルの郊外で暮らしてきたデイヴ・ムステインだが、現地時間8月27日にイタリアのヴィチェンツァで開催されたAMAミュージック・フェスティバルに出演して、この事実を明かしている。

「今日は伝えないといけないすごく特別なことがあるんだ。数週間前にイタリアに家を買ったんだよ。どういうことかというと、明日の朝、目を覚ましたら、窓の外には僕が見えて、僕は自分のボックスを持って歩いているんだ。それで『おい、あれってデイヴ・ムステインっぽいけど、あのギターを見てみろ。あれは彼に違いない』となるんだよ」

デイヴ・ムステインは次のように続けている。「伝えなきゃと思っていたんだ。イタリアを新たに暮らす場所と呼べることに興奮しているよ。いい住民へのなり方やイタリア的生活の過ごし方を教えてくれて、みんなの寛大さには感謝したいね」

この日のコンサートでデイヴ・ムステインは次のようにも語っている。「この国に引っ越してくると言ったのは事実なんだ。イタリアに住むのを楽しみにしているよ。アメリカの家も残しておくことになるけど、こっちで暮らそうと思っているんだ。みんなに会えるのが楽しみだよ。一緒にいろんな楽しいことをやりたいと思っているんだ」

メガデスは今年6月に初期のドラマーを務めたリー・ラウチが亡くなったことが発表されている。享年58歳だった。

1984年のメガデスのデモ・テープに参加していたリー・ラウチの訃報は兄弟のクリス・ラウチによって発表されている。

「今日はすごく悲しい日です。兄弟のウィリアム・リー・ラウチが亡くなりました」とクリス・ラウチは述べている。「リーは非常に信念の強い人で、今は神と一緒にいるのでしょう。彼は素晴らしいドラマーでした。デイヴ・ムステイン、ケリー・キング、デイヴィッド・エレフソンと共にメガデスの初代ドラマーとして、史上最大のメタル・バンドの一つとして歴史に名を刻む手助けをしました。彼の心は大成することへと向けられ、何度もあと一歩のところまで行きました。リーは素敵な人物で、懸命に努力をして人に与える人でした。彼は人生において教会でその後もドラムを続け、そのことが彼にとっては幸せでした。彼は愛すべき息子で、非常に立派な人物でした」

訃報を受けて、デイヴ・ムステインは次のように述べている。「メガデスのまさに最初期のドラマーの1人であるリー・ラウチが亡くなった。彼は1984年初頭のデモ・テープ『ラスト・ライツ』のレコーディングに参加していた。ロサンゼルスのカーリー・ジョーのスタジオでやったリハーサルの素晴らしかった時間を覚えている。さようなら、友人よ。いつか会う時まで」

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