デミ・ロヴァートとアリアナ・グランデはマネージャーのスクーター・ブラウンの下を離れたと報じられている。
スクーター・ブラウンは世界でも最も成功を収めたマネージャーの1人で、所属アーティストとしてジャスティン・ビーバー、デヴィッド・ゲッタ、ブラック・アイド・ピーズ、エイバ・マックス、カーリー・レイ・ジェプセンが公式ウェブサイトに掲載されている。
スクーター・ブラウンはYouTubeで注目を集めた当時12歳のジャスティン・ビーバーのキャリアを手掛けたことで2008年に有名になり、そこから15年にわたって彼をマネージメントしてきた。しかし、スクーター・ブラウンはテイラー・スウィフトのマスター音源を買収したことで物議を醸していた。
今回、デミ・ロヴァートとアリアナ・グランデがスクーター・ブラウンの下を離れたと複数のアメリカ・メディアが報じている。
デミ・ロヴァートがスクーター・ブラウンの下を離れたことは『ヴァラエティ』誌によって報じられており、契約解消の理由は不明だが、それは「友好的なものだった」と評されている。
デミ・ロヴァートは2019年にスクーター・ブラウンのマネージメントに入ることが発表されており、当時彼女は「夢が叶った」と語っていた。
「正式に新しいマネージャーがついたの。単に新しいマネージャーというだけじゃなくて、唯一無二のスクーター・ブラウンよ。これ以上幸せなことなんてないし、スクーター、あなたと新章を始められることに興奮しているし、刺激を受けているわ。私を信じてくれて、新たな旅路に参加してくれることに感謝してるわ」
契約解消は「友好的なものだった」と言われているが、これが事実であればタイミングとしては微妙なもので、デミ・ロヴァートは自身の楽曲をロック・バージョンで再レコーディングしたアルバム『リヴァンプド』のリリースを控えている。
アリアナ・グランデはデミ・ロヴァート以上に長くスクーター・ブラウンのマネージメントに所属しており、2013年に契約を結んで、6枚のアルバムをリリースしており、その内5枚が全米1位を獲得している。
アリアナ・グランデは22人が亡くなった2017年のマンチェスター・アリーナ爆発物事件の時もスクーター・ブラウンと共に「ワン・ラヴ」というチャリティ・コンサートを開催しており、遺族を支援する多額の資金を募っている。
アリアナ・グランデは2020年発表の『ポジションズ』以来、アルバムをリリースしておらず、ミュージカル映画『ウィキッド』でグリンダを演じる予定となっている。
アリアナ・グランデがマネージメント以外のスクーター・ブラウンとのすべての関係を終わらせることになるのかは明らかになっていないが、『スカイ・ニュース』は、デミ・ロヴァートとアリアナ・グランデが先月スクーター・ブラウンのマネージメントを離れ、ジェイ・Zのロック・ネイションへと移籍したJ. バルヴィンに続くのではないかと報じている。
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