スレイヴスことソフト・プレイはニュー・シングル“Punk’s Dead”の音源を発表して、今年のレディング&リーズ・フェスティバルに急遽出演することが決定している。
ローリー・ヴィンセントとアイザック・ホールマンからなるソフト・プレイは2022年12月に音楽シーンに復帰することを発表しており、スレイヴスに代わる新しいバンド名を発表していた。
“Punk’s Dead”の音源はこちらから。
“Punk’s Dead”では名前を変更することになった決断を巡る議論に言及して、激しい楽曲で見せかけの怒りにも触れている。曲のブリッジでは家族や友人も参加しており、意外にもロビー・ウィリアムスもゲストとして参加している。
BBCラジオ1の番組でソフト・プレイはロビー・ウィリアムスがバンドのファンで、何らかの形でコラボレーションしたがっていたと語っている。
新曲と共にソフト・プレイは今年のレディング&リーズ・フェスティバルに出演することも発表している。バンドは8月26日にレディング・フェスティバルに出演し、8月27日にリーズ・フェスティバルに出演し、秋にはザ・プロディジーのツアーのサポート・アクトを務めることが決定している。
スレイヴスは2015年にデビュー・アルバム『アー・ユー・サティスファイド?』をリリースしたあたりから、そのバンド名に人種差別的な意図があるのではないかと批判が寄せられていた。
2人は昨年もうスレイヴスという名前を使う気はないことを発表している。「スレイヴスというバンド名にしたのは日々の生活の苦悩を意味する意図しかなかったんだ」と彼らはインスタグラムで述べている。
「若者として名前への批判について恐怖だったり、保身だったりで反応してしまった。窮地に追いやられたように感じて、プライドのために自分たちが求めているかも分かっていない名前のために闘うことになった。バンド名に自分たちが決められているように感じ、もし変えたら、どうなるんだろうと怖くなることもあった」
「当初の意図がスレイヴスという名前が問題だという事実を変えることにはならない」ことは認識していると彼らは続けている。
「今の時代はこれまでの経緯がどうであれ、変化して進歩していくことが重要だと思う。名前が自分たちの人となりや音楽が拠って立つものを体現するわけじゃない。不快な思いをした人たちに心から謝罪したい」
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