エイフェックス・ツインは最新EP『ブラックボックス・ライフ・レコーダー 21f/イン・ア・ルーム7 F760』に合わせて制作された没入型拡張現実アプリの詳細を発表している。
本名をリチャード・D・ジェームスというエイフェックス・ツインは7月28日にワープ・レコーズより4曲が収録された5年ぶりとなるニュー・リリース『ブラックボックス・ライフ・レコーダー 21f/イン・ア・ルーム7 F760』をリリースしている。
現地時間8月17日、エイフェックス・ツインはバイナリデータをテキストに変換するBase64を用いて復号化すると「aphextwin」になる文字列を使った「YXBoZXh0d2lu」というアプリの詳細を発表している。
東京を拠点に複合現実感技術を展開するKALKUL社とヴィジュアル・アーティストのウィアードコア、ワープ・レコーズ、そしてエイフェックス・ツインの共同制作で開発されたアプリは、『ブラックボックス・ライフ・レコーダー 21f/イン・ア・ルーム7 F760』のアートワーク、音楽、映像が3Dで融合したインタラクティブなAR空間を提供するものとなっている。
アプリを起動して『ブラックボックス・ライフ・レコーダー 21f/イン・ア・ルーム7 F760』のアートワークにカメラを向けると拡張現実世界が起動し、CDおよびLPのフロントカバー、バックカバー、中面パネルおよびインナースリーヴをスキャンすると、異なる3Dヴィジュアルにアクセスできる。
アプリは以下からダウンロードできる。
https://apps.apple.com/jp/app/yxbozxh0d2lu/id6449086797
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kalkul.boxh0d2lu&hl=jp
ARアプリ「YXBoZXh0d2lu」は、6月上旬のフェス出演に合わせて公式発表を一切行わない形でリリースされていた。各フェス会場では謎めいた3mのキューブ型インスタレーションが登場し、フェス参加者はアプリを通してそこに広がる拡張現実世界に浸りながら、新作の情報を発見することができた。そこには未発表音源やシークレット情報も隠され、未収録のアンビエント・トラック“Blackbox Life Recorder 20 Ambient 760”はソナー・フェスティバルに設置されたキューブ型インスタレーションの壁に隠されたbase64コードで書かれたグーグル・ドライヴから入手できるようになっていた。
EPのストリーミングはこちらから。
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