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ミシガン州フリント市の水道汚染問題を受けて、パール・ジャムはフリント市民救済の基金に125000ドル(約1500万円)を寄付することを約束している。

フリント市は2014年に緊縮財政のためにデトロイト市の水道施設から自身の水道施設に変更して以降、水道水に高濃度の鉛が含まれていることが明らかになっている。住民は汚染水のために嘔吐や痙攣、発疹や抜け毛を訴えていた。

一流の医師が鉛にさらされた子供は全員治療を受けるべきだと宣言して以降、先週よりこのニュースは世間の見出しを飾っている。毒性の物質は、歯や、軟部組織、骨に蓄積するとのことで、死に至ることもあるという。今月、ミシガン州知事のリック・スナイダーは非常事態宣言を出しており、州兵による水の配布を行っている。

アメリカの水道当局は、水質検査の際に鉛の量を重要視せず、検査結果を歪曲したとも報じられている。

パール・ジャムはバンドによる125000ドルに加え、「バンドの友人や妻といった親しいグループ」によって175000ドル(約2000万円)を寄付している。これらの寄付者には、ライヴ・ネイション、リパブリック・レコーズ、グレイサー・プログレス・ファンデーション、チケットマスター、ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング、ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンタテインメントも含まれているという。

バンドは現在ファンにも寄付を呼びかけており、クラウドライズに寄付のページを立ち上げている。記事執筆時点で約35万ドル(4100万円)の寄付が集まっている。「金銭による寄付はまず濾過器やペットボトルの水、緊急措置サービス、フリントでの予防活動にしようされます。目下のフリント市の需要が落ち着いた後は、残った寄付金はフリント・チャイルド・ヘルス・アンド・デヴェロップメント・ファンドが監督します。この基金では、健康改善のための支援によって子供や家族を救済することができます」

多くのミュージシャンが救済キャンペーンに参加しており、ジャック・ホワイトはサード・マン・レコーズの定額サービスを獲得できるキャンペーンによって寄付を行っている。また、ジャック・ホワイトと同じくミシガン州出身のビッグ・ショーンは、非営利団体ざ・ショーン・アンダーソン・ファンデーションを通して10000ドルの寄付を呼びかけ、現在19000ドル(約225万円)に達している。「TMZ」によれば、ミーク・ミルも60000本の水を提供しており、フリント・チャイルド・ヘルス・アンド・デヴェロップメント・ファンドへの寄付も行っているという。

先週、シェールは18万本の水を寄付し、フリント出身の映画監督であるマイケル・ムーアに次のように語っている。「これは、この国の真ん中で起こったことが信じらないほどショックな悲劇です」。マイケル・ムーアはオバマ大統領に対策を呼びかけるキャンペーンを立ち上げている。

また、マイケル・ムーアは俳優のマーク・ラファロとともに責任を問い、リック・スナイダー知事の逮捕を求めるキャンペーンも行っている。

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