TLCの復活作について、プロジェクトのエグゼクティヴ・プロデューサーが「かつてのソウル・ミュージック」を収録したものになると明かしている。
昨年、アトランタ・グループは、TLCの通算5作目となるニュー・アルバムを援助するためのファンドをキックスターターで立ち上げており、43万ドル(約5000万円)を集めている。当初の目標は15万ドル(約1800万円)だった。
ヴェテランA&Rにしてレコード・プロデューサーのロン・フェアーは、ティオンヌ・“Tボズ”・ワトキンスやロゾンダ・“チリ”・トーマスとアルバムに取り掛かっており、ファンの基金によるアルバムの進捗状況について最新情報を明かしている。
「かつてのソウル・ミュージックなんだ。90年代に遡った内容なんだ。ヴィンテージのTLCだよ。ヴォーカルはかつてみんなが聴いてた頃そのまんまな感じのサウンドなんだ」と、ロン・フェアーは「レンマン・ミュージック&ビジネス・ライヴ」に語っている。
さらにこう続けている。「アーティスト性やヴォーカルに関しては100%そのままなんだ。だから、あとはどんなことを語っているのかとか、どんなリリックなのかとか、どんなビートが選ばれているのかになってくるよね。世界の人々がこれを聴くのがすごく楽しみだよ」
ニュー・アルバムの発売日に関してはまだ発表されていない。TLCの前作『3D』は、リサ・“レフト・アイ”・ロペスがホンジュラスのラ・セイバで交通事故で亡くなった7ヶ月後の2002年にリリースされている。
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