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クイーンのギタリストであるブライアン・メイは現在イングランドで行われているアナグマの処分について批判して、「大虐殺」と評している。

イングランド政府は牛結核の蔓延を食い止めるためにアナグマの処分を行っており、ブライアン・メイの発言はそれを受けてのものとなっている。

ブライアン・メイはソーシャル・メディアでイギリスの牧場で広がっている牛結核を調査するためにBBCと共同で新たなドキュメンタリーに取り組んでいることを明かしている。

ブライアン・メイは問題の根源がアナグマが牛に牛結核を広めていることにあるのか、アナグマを処分することで蔓延を減らせるのか、「真実を探る」ために南ウェールズの牧場を訪れた映像を公開している。

「ジグソーパズルの新たなピースと共に家へと戻っているところなんだ」ブライアン・メイは述べている。「しかし、少なくとも思いやりのある解決策を探しているウェールズのことは尊敬するよ。悲しいことにイングランドは大虐殺だからね。真実が認められるまで決して諦めないことを誓うよ」

ブライアン・メイはさらに南ウェールズで会った牧場主のヴィヴィアンの写真を投稿して、「最新の注意を払って世話をしていた」にもかかわらず、病気で牛が死んでしまい、彼は自身と家族の生計が立てられなくなってしまった事実を明かしている。

「こんなことになってから10年が経ち、牛の牧場主にとっての状況は悪くなるばかりだ。大規模な見直しが必要であることが示されているんだよ」とブライアン・メイは述べ、牛結核の単一皮内比較頸部ツベルクリン検査が多くの場合で信頼性を欠くことを指摘している。

「悲劇的な間違いとなっているんだ。デイヴィッド・キャメロン以降の政権は破滅的に牧場主を裏切ってきた」とブライアン・メイは続けている。「この失態を終わらせる手助けができればと思っている。できなければ、イギリスの畜産農家を待ち受けるのはさらなる不幸となるからね」

3つ目の投稿でブライアン・メイはアナグマの処分を問題の解決策としたイギリス政府を再び非難し、昨年の処分後も問題は拡大し続けており、別の解決策が必要であることを強調している。

「昨年、さらに事態は悪化した。もう処分すべきアナグマはいない。分かってきたのはアナグマがこの件の原因ではないということなんだ」とブライアン・メイは説明している。「感染源は群れの中にあるんだよ」としてブライアン・メイは感染拡大の原因が検査で未検出の牛にあることを示唆している。

昨年、テレビ司会者のジェレミー・クラークソンはアナグマの処分に反対するブライアン・メイを批判している。

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