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ボブ・ディランは亡くなったザ・バンドのロビー・ロバートソンに追悼の意を表する声明を発表している。

ボブ・ディランは現地時間8月12日にソーシャル・メディアで次のように述べている。「ショッキングな知らせだった。ロビーは生涯の友人だった。彼が亡くなったことは世界に空白を残すことになる」

ロビー・ロバートソンは1960年代後半にボブ・ディランのバッキング・バンドを務め、ザ・バンドのギタリストにしてソングライターだった。彼は現地時間8月9日に亡くなっている。享年80歳だった。

ロビー・ロバートソンはロニー・ホーキンス、リヴォン・ヘルム、リック・ダンコ、リチャード・マニュエル、ガース・ハドソンと10代の頃に出会って、ザ・ホークスに加入している。1965年にザ・ホークスはロニー・ホーキンスと別れ、ボブ・ディランがアコースティックから脱却した時期にバッキング・バンドを務めている。

ロビー・ロバートソンの訃報を受けて他にもブルース・スプリングスティーン、ニール・ダイアモンド、リンゴ・スター、ジョニ・ミッチェル、マーティン・スコセッシらが追悼の意を表している。

ブルース・スプリングスティーンは現地時間8月9日に行った3時間に及ぶライヴで最後に演奏した“I’ll See You in My Dreams”をロビー・ロバートソンに捧げている。一方、ニール・ダイアモンドは次のようにツイートしている。「ロビー・ロバートソンが亡くなったことで、音楽界は偉大な人物を失いました。空に『ビューティフル・ノイズ』を響かせ続けてくれ。ロビー、君を惜しむことになるよ」

ジョニ・ミッチェルのチームは次のように述べている。「安らかに、ロビー・ロバートソン。ザ・バンドの伝説的なリード・ギタリストであり、同じカナダ人で、ジョニにとって大切なコラボレーターでした。彼の功績と音楽的ハーモニーがこれからの世代にも響きますように」

ロビー・ロバートソンは1987年にピーター・ガブリエルやU2が参加したセルフタイトルのソロ・デビュー・アルバムをリリースしている。1994年にザ・バンドはロックの殿堂入りを果たしている。

映画の分野ではロビー・ロバートソンは1995年公開の『カジノ』を初め、『ギャング・オブ・ニューヨーク』、『ディパーテッド』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など様々な作品の音楽を手掛けている。

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