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通算15作目となるニュー・アルバム『ディストピア』を本日1月22日にリリースしたメガデスだが、フロントマンのデイヴ・ムステインが今年のアメリカ大統領選挙について語っている。

米『ビルボード』誌のインタヴューで、デイヴ・ムステインは次のように語っている。「おかしなことに、今起こっている様々な世の中の出来事を客観的に見ると、時代に即していると同時に、時代を超越しているんだよね。“The Threat is Real”や“Post-American World”などの楽曲は、それぞれ60年代と今から10年後の出来事について歌っているとも言える。バットマンの映画『ダークナイト』でジョーカーが“この街には下剤が必要だ”と言ったみたいに、世の中を回復させなければならないなら、世の中は今、本当に抜本的な変化が必要だよ」

デイヴ・ムステインは、現代の政治家、特に今回の大統領候補者がこの変革を成し遂げられるとまったく思っていないという。

「俺はこれまでの人生で10人の大統領を見てきて、彼らしかいないのなら、しょうがないと自分に言い聞かせてきた」とデイヴ・ムステインは語っている。「ノーベル賞受賞者のように、人には新しい発明を考案したり、偉業を成し遂げたりと、何らかの可能性があると思う。オバマ現大統領の話をしているわけじゃない。病気を治癒したり、人類のために素晴らしいことを考えられる人たちのことだ。そういった人々はどこにいるんだ? 人間はモノや欲の味を占めると、正しい判断ができなくなる。まるでボクサーだ。ジムでトレーニングを積んで、遂にはチャンピオンになったボクサーが、お金に翻弄されて自分を見失い、結局はノックアウトされてしまうようなもんだよ。今のように汚職が横行している限り、また様々な派閥が存在している限り、改善の余地はないだろう」

『ディストピア』は2013年に発表したアルバム『スーパー・コライダー』に続く作品で、バンドは現在、デイヴ・ムステイン、デイヴィッド・エレフソンに加え、ブラジル人ギタリストであるキコ・ルーレイロと、臨時のドラマーであるラム・オブ・ゴッドのクリス・アドラーというラインナップとなっている。

先日公開されたアルバム・タイトル曲“Dystopia”のミュージック・ビデオはこちらから。

バンドはナッシュヴィルでレコーディングを行っており、新作についてデイヴ・ムステインは米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「ここ何年も自分たちのルーツに立ち返ろうと話してきたんだ。でも、否定論者は『ラスト・イン・ピース』を何度も何度も求めてくるんだよね。でも、そんなことにはならないわけでさ。だって、同じ曲を2度も書かないよ。他のロック・バンドやメタル・バンドが自分たちの方に依存するのとは違ってね。俺はすべての曲で違うことに挑戦して、作ってみたいんだ」

新作のプロデュースは、アリス・イン・チェインズやKORN、オジー・オズボーンを手がけてきたトビー・ライトが務めている。

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