ケミカル・ブラザーズのミックス・アルバム『ブラザーズ・ゴナ・ワーク・イット・アウト』のジャケットに登場する教会が第二*級指定建造物に認定されたことが明らかになっている。
『ガーディアン』紙によれば、エセックス州ハーロウにあるアワー・レディー・オブ・ファティマ教会は第二級指定建造物から格上げされている。これはモダニズム建築の歴史的/建築的重要性を保護する試みの一環となっている。
教会がケミカル・ブラザーズが1998年に発表したアルバムのジャケットに登場していることが保護ステータスを格上げする要因にはならなかったと言われている。
しかし、アワー・レディー・オブ・ファティマ教会の革新的な「円形の」デザインや500席の中央にある独立した祭壇、建物のカラフルなガラス窓が建物の重要性に貢献することになったという。
高い針のような尖塔を持つこの教会は1953年から1954年にかけてイギリスの建築家ジェラルド・ゴーレンによって設計され、1960年に竣工している。
認定が格上げされたことを受けてケミカル・ブラザーズのエド・シモンズは次のようにツイートしている。「ケミカル・ブラザーズのアルバム・ジャケットに登場するハーロウの教会が保護の等級が上がることになったよ」
Harlow church on Chemical Brothers album cover granted protected status 🙏🙏🙏 https://t.co/tt3q3oJVlq
— ed simons (@eddychemical) August 3, 2023
#AlbumCoverObjects
5/23. Buildingschemical brothers – gonna work it out pic.twitter.com/lmNozZhegf
— Chris (Parody) (@feelikeastrnger) May 23, 2021
『ブラザーズ・ゴナ・ワーク・イット・アウト』のジャケットは晴れた青空の教会の写真が使われている。教会の入り口には人が集まっており、外の看板にはアルバム・タイトルが記されている。
一方、ケミカル・ブラザーズは通算10作目となるニュー・アルバム『フォー・ザット・ビューティフル・フィーリング』を9月8日にリリースすることが決定している。
プレス・リリースによれば、アルバムのサウンドはタイトルに要約されているとのことで、音楽に没入して、曲と深く繋がる感覚を捉えたものだという。アルバムは南海岸にある自身のスタジオでレコーディングされている。
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