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グライムスはニュー・シングル“I Wanna Be Software”の音源が公開されている。

“I Wanna Be Software”はザ・ウィークエンドと数多くの仕事をしてきたイランジェロがプロデュースしている。

グライムスは先月、アニマとのコラボレーションとなる“Welcome To The Opera”が公開されており、“I Wanna Be Software”はそれに続く新曲となっている。

“I Wanna Be Software”の音源はこちらから。

グライムスは2021年3月から在籍していたコロンビア・レコードから離れたことも明らかになっている。

“I Wanna Be Software”が次のアルバムに収録されるのか、次のアルバムがいつリリースされるのかは現時点で明らかになっていない。

先日、グライムスは各種ストリーミング・サービスにAIによって生成された音源に向けたセクションを作るべきだという自身の見解を語っている。

グライムスは自分の音楽を模倣したAIによるソフトウェアのベータ・テストを行っていることを明らかにしており、その後、オーストラリア出身のプロデューサーであるキトが手掛けたAIによる声を使った“Cold Touch”の音源が公開されている。

グライムスはAIによるアーティストの声が使われることについての同意の問題についても言及している。

「同意があったほうがいいと思う」とグライムスは語っている。「私自身は気にならないけど、人々のことを尊重したほうがいいなとは思う。使われたくない場合もかなりあると思うから、クリエイティヴ面でのコントロールがまず先に立ったほうがいいんだろうな。そこにはオープンにならなきゃいけない」

「もう少し簡単にできるシステムもあると思うんだよね。例えば、スポティファイとは交渉していきたい。トップの楽曲や新しいアルバム、新しいリリースなんかが表示されるけど、AIのセクションを作ってくれたら、区分けするのが簡単になる。そうすれば、アーティストが出したものではないことが分かるし、混乱も減るし、クオリティ・コントロールも楽になると思う」

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