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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーはシネイド・オコナーに追悼の意を表している。

シネイド・オコナーは現地時間7月26日にロンドンの自宅で意識不明で発見され、現場で亡くなったことが宣告されている。

訃報は遺族によって発表されている。「大きな悲しみと共に愛するシネイドが亡くなったことを発表します。遺族や友人は打ちひしがれており、この非常に困難な時はプライバシーに御配慮いただければと思います」

訃報を受けてインスタグラムでフリーは次のように述べている。「シネイド。悲しいけれど、美しい世界だ。彼女は最高だった。自分たちのようなストリートのキッズにとって、叩き上げの人間にとって、彼女が大きな成功を収めた時、自分たちの1人がそれを成し遂げたかのように思った」

フリーは次のように続けている。「なにも自分や他の誰かを彼女にたとえようとしているわけじゃない。彼女は唯一無二だ。でも、自分のことのように感じた。彼女は自分たちの1人かのように思った。自分にとって彼女はビリー・ホリデイのようだった。すべての彼女の痛み、美しさ、そして素晴らしい楽曲。神の御加護があるように」

シネイド・マリー・ベルナデット・オコナーとして1966年12月8日にダブリンで生まれた彼女はデビュー・アルバム『ザ・ライオン・アンド・ザ・コブラ』で80年代後半に名声を獲得することになった。

シネイド・オコナーはキャリアを通して10枚のスタジオ・アルバムをリリースしており、プリンスのカヴァーである“Nothing Compares 2 U”は全米シングル・チャートで1位を獲得している。

シネイド・オコナーは音楽活動でも注目を集めたが、社会活動や挑発的な振る舞いも多くの関心を集めることになった。

最も有名なのは『サタデー・ナイト・ライヴ』でローマ法王の写真を破りながらボブ・マーリーの“War”をカヴァーしたもので、彼女は「人種差別」という言葉を「児童虐待」に差し替えている。パフォーマンスの最後にシネイド・オコナーは「本物の敵と闘え」と語っており、これはカトリック教会での児童虐待への抗議だったと説明している。

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