Photo: GETTY / Universal Pictures

ポール・マッカートニーはスティーヴン・スピルバーグ監督と一緒にクリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』を鑑賞したことが明らかになっている。

ポール・マッカートニーとスティーヴン・スピルバーグ監督の姿は現地時間7月24日にニューヨークの避暑地であるハンプトンズの映画館の屋外で目撃されている。

ポール・マッカートニーとスティーヴン・スピルバーグ監督は1986年からの仲で、ポール・マッカートニーは米『ローリング・ストーン』誌でザ・ビートルズのキャリアを映画化する可能性についてアドバイスを求めていた。

最近ではスティーヴン・スピルバーグ監督は1965年発表の『ラバー・ソウル』に収録の“Michelle”が大学でのファースト・キスの思い出を思い出させてくれるとも語っている。

スティーヴン・スピルバーグ監督はBBCラジオ4で次のように語っている。「あのメロディーは心が痛むほど美しいよね。ガールフレンドを見ると、彼女は眼に涙を浮かべていて、曲が終わる直前、車で彼女は僕のほうに飛びついてきて、キスをし始めたんだ」

「だいぶ前にポール・マッカートニーとは知り合いになって、友人になったんだけど、これは彼に最初に話した話の一つだった。ポール・マッカートニーにこの話をする機会があったんだよ」

一方、映画『オッペンハイマー』のキリアン・マーフィーの衣装はデヴィッド・ボウイのシン・ホワイト・デューク期から影響が受けたことが明らかになっている。

「クリストファー・ノーランはデヴィッド・ボウイの写真をいくつか送ってくれたんだ。デヴィッド・ボウイのキャリアでも、シン・ホワイト・デュークや『ヤング・アメリカンズ』の頃の写真を送ってくれたんだよね」

「彼は大きなトラウザーを穿いていて、やつれているのに、すごくクールだった」とキリアン・マーフィーは続けている。「それで、ひょんなことから『オッペンハイマー』のトラウザーにもそういうものを使ったんだ」

キリアン・マーフィーは別のインタヴューでJ・ロバート・オッペンハイマーを演じるために体重を落としたことも明かしている。

「身体を使って演じることは好きなんだけど、J・ロバート・オッペンハイマーは独特なシルエットと身体的特徴を持っていた。それを正しく再現したかったんだよ」とキリアン・マーフィーは『ニューヨーク・タイムズ』紙に語っている。

「かなりの体重を落とさなければならなかった。そして、衣装なんかでも気を遣ったよ。彼は本当に痩せていて、やつれていると言えるほどで、マティーニとタバコをたしなんでいた」とキリアン・マーフィーは語っている。「光の強い眼を持っていて、その眼を見開くようにしたかった。だから、始まる前からシルエットや表情に取り組んでいたんだ」

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