ザ・ローリング・ストーンズのドラマーであるチャーリー・ワッツの蔵書が今年オークションに出品されることが明らかになっている。
この蔵書にはF・スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』やアーサー・コナン・ドイルの『バスカヴィル家の犬』といった世界的名著の初版本も含まれている。
これらの蔵書は9月28日・29日にオークションにかけられるとのことで、それに先立ってロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスでは展示も行われる。
サイン入りの『グレート・ギャツビー』は200ポンドから30万ポンドの値を付けると見られており、チャーリー・ワッツが集めたジャズにまつわる品々も出品される。
チャーリー・ワッツの伝記作家であるポール・セクストンは次のように語っている。「彼はこれらの品々を所有することに大きな喜びを感じていました」
「彼は家にいる時間を大切にしていましたし、ツアー中も読書をしていました。文学は彼の人となりの非常に重要な部分を占めていました」
「彼は価値があるからこれらの本を購入したわけではありませんでした。ただ、これらの素晴らしい作品を手にして、専門家の助けを借りながら初版本を見つけることに満足していたのです」
昨年、チャーリー・ワッツについてはザ・ローリング・ストーンズの次回作に参加していることも明らかになっている。
『ザ・サン』紙に対してロニー・ウッドは次のように語っている。「今、ニュー・アルバムのレコーディングをやっているんだけど、それを進めて完成させるために数週間ロサンゼルスに行くところなんだ。一部の曲にはチャーリー・ワッツが参加していて、ドラマーはスティーヴ・ジョーダンがやるんだよ」
結成時からザ・ローリング・ストーンズのドラマーを務めてきたチャーリー・ワッツは2021年8月に亡くなっている。享年80歳だった。
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