トム・ウェイツは80年代から90年代にかけてアイランド・レコードからリリースした5枚のアルバムが再発されることが発表されている。
この再発はトム・ウェイツ本人と妻のキャスリーン・ブレナンが監修したもので、1983年発表の『ソードフィッシュトロンボーン』、1985年発表の『レイン・ドッグ』、1987年発表の『フランクス・ワイルド・イヤーズ』、1992年発表の『ボーン・マシーン』、1993年発表の『ブラック・ライダー』が再発される。
プレス・リリースによれば、すべてのアルバムはトム・ウェイツのエンジニアを長年務めたカール・ダーフラーの指導の下、バーニー・グランドマン・マスタリングのクリス・ベルマンによってマスター・テープからマスタリングされている。
Tom Waits' entire metaphoric & groundbreaking mid-period Island Records studio catalog newly remastered from original tapes and prepped for release on vinyl, CD and digital for the first time. Pre-order & listen now!https://t.co/BmxrHYTG14 pic.twitter.com/1kgL2UPqWq
— Tom Waits (ANTI-) (@tomwaits) July 12, 2023
『ソードフィッシュトロンボーン』、『レイン・ドッグ』、『フランクス・ワイルド・イヤーズ』は9月1日に、『ボーン・マシーン』と『ブラック・ライダー』は10月6日にCDとLP(180gブラック・ヴァイナル、限定カラー・ヴァイナル)でリリースされる。
LPには各時代のトム・ウェイツの写真を使用した特製レーベルが付属し、アートワークとパッケージは、初回リリース以来廃盤となっていたオリジナルLPが再現されている。『ボーン・マシーン』と『ブラック・ライダー』はヨーロッパ以外では一度もレコード化されたことがなく、多くの国で初LP化となる。
先日、トム・ウェイツのエージェントはトム・ウェイツが曲作りを再開させたことを明かしている。
長年、アイルランドでトム・ウェイツのエージェントを務めてきたポール・チャールズは回想録『アドヴェンチャーズ・イン・ワンダーランド』で次のように述べている。
「トム・ウェイツはちょっとレコーディングを行った後、しばらくは映画の世界に気を取られていました。ニュースと言えるのはトム・ウェイツが曲作りを再開し始めたことです。私たちはもう一度アイルランドに来てくれることを願っています」
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