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リナ・サワヤマはNOS Aliveのステージで再びザ・1975のマット・ヒーリーを批判していると見られている。

リスボンで行われたパフォーマンスの途中でリナ・サワヤマは性差別的な発言や人種差別的な発言を許されている人物に対して謝罪を求めている。

「謝罪についていろいろと考えていた」とリナ・サワヤマは“STFU”の最後で観客に語りかけている。「謝罪しないで済まされている人がいるなんて笑えるよね。人種差別的なことを言ったり、性差別的なことを言ったりしたのにね」

「だから、ぜひトライしてみて」とリナ・サワヤマはリンプ・ビズキットの“Break Stuff”に乗せて語っている。「人生で一度くらいなんで自分勝手にならずに謝ってみることをしてみないの?」

先日、リナ・サワヤマはグラストンベリー・フェスティバルでも“STFU”をザ・1975のマット・ヒーリーに捧げている。「今夜はこの曲を『ゲットー・ギャガーズ(※ポルノ・サイト)』を観て、ポッドキャストでアジアの人々をからかっている白人に捧げます」とリナ・サワヤマは観客に語っている。「彼は私のマスター音源も持っていますが、もう十分です」

マット・ヒーリーは今年2月にポッドキャスト『アダム・フリードランド・ショウ』での発言が物議を醸すことになっていた。「クィア・ベイティング」という批判を受けていたハリー・スタイルズについては「許されているんだろうね」と語っている。共同司会のニック・マレンはラッパーのアイス・スパイスの出自についてハワイアン、イヌイット、中国人の血は入っているのだろうかと述べ、これらの国や地域のアクセントを物真似していた。また、ポッドキャストにはドイツの強制収容所にいる架空の日本人看守の真似をして笑う場面も存在している。

後に『ニューヨーカー』のインタヴューでマット・ヒーリーはポッドキャストが物議を醸した件について「どうでもいい」と語っている。「夜、パソコンの前でうなだれて座っているところに、ボーイフレンドがやってきて『何かあったの?』と尋ねて、『このマット・ヒーリーの件で……』なんて言うことはないからね。そんなことにはならないわけだから」

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