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ドライヴ・ライク・ジーフーやホット・スネイクスの結成メンバーとして知られるリック・フローバーグが亡くなった。享年55歳だった。

訃報は長年のバンドメイトであるジョン・リーズによって発表されている。「リックは昨晩、突然自然死で亡くなりました」

「彼のアートは人生をよりよいものにしてくれました。彼がアートやロックンロールよりも好きだった唯一のものが友人でした。彼はそのクリエイティヴィティ、ヴィジョン、彼が世に美しさをもたらした能力で永遠に覚えられることになるでしょう。大好きだったよ、リック。今後の人生、君を惜しんでいくことになるでしょう」

1968年のロサンゼルスに生まれたリック・フローバーグは1986年に初期の音楽プロジェクトの一つであるピッチフォークをジョン・リーズと共に結成している。1990年にピッチフォークを解散させた後、2人はベーシストのマイク・ケネディとドラマーのマーク・トロンビーノと共にドライヴ・ライク・ジーフーを結成している。

翌年、セルフタイトルのアルバムをリリースしており、1994年には次のアルバム『ヤンク・クライム』をリリースしている。ハードコア・パンクの攻撃性を型破りな構造とより複雑でプログレッシブな曲作りを組み合わせたことでドライヴ・ライク・ジーフーはエモの形成に大きな役割を果たすことになった。アット・ザ・ドライヴ・インのセドリック・ビクスラー・ザヴァラは大きな影響を受けたと述べている。

ドライヴ・ライク・ジーフーは1995年に活動を停止している。1999年、リック・フローバーグとジョン・リーズはベーシストのガール・ウッドとドラマーのジェイソン・クアキャニスと共にホット・スネイクスを結成している。ホット・スネイクスは2000年発表の『オートマティック・ミッドナイト』、2002年発表の『スーサイド・インヴォイス』、2004年発表の『オディット・イン・プログレス』という3枚のアルバムをリリースして、2005年に解散している。

ホット・スネイクスは2011年に再結成して、2018年に『ジェリコ・サイレンズ』をリリースしている。先月、リック・フローバーグは「新作に取り組んで」いて、完成に「非常に近づいている」と述べていた。リック・フローバーグはオビッツ、ラスト・オブ・ザ・フアニタスの活動にも参加していた。

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