スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーは現在のレベルでツアーをできるのは肉体的に「あと5年くらいではないか」と語っている。
コリィ・テイラーは20年以上にわたってスリップノットのフロントマンを務めており、バンドは最新作『ジ・エンド、ソー・ファー』を引っさげたツアーを行っている。
2023年12月に50歳を迎えたコリィ・テイラーはドイツの『ロック・アンテナ』によるインタヴューで次のように語っている。「肉体的にできる限り、観る人がいる限り、自分は続けるつもりだよ」
「クオリティが落ち始めたら、手を引く時だということは分かると思う。そのことは既に考えていて、ツアーをできるのは肉体的にあと5年くらいなんじゃないかな。自分のことを大切にしていこうと思っている。できる時は運動したりしているよ」
コリィ・テイラーは次のように続けている。「ヨーロッパを回るのはすごく疲れるんだ。食べ物がきついんだよね。それが難しくしている。でも、続けられる限りはそれが僕のやりたいことだからね。まあ、そういうことだね」
コリィ・テイラーは引退してもバンドが続けたいのであれば、後任を「探す手伝いをしたい」とも語っている。「このバンドは自分たち自身を合わせたよりも巨大なものなんだ。ポール・グレイなしで続けていくのもきつかったし、ジョーイ・ジョーディソンと別れなければならなかったこともつらかった」
「当初の9人が当初の9人から抜けてしまうことは常につらかったけど、同時に俺たちは自分たちがやりたいからここにいるんだ。俺たちは常にその恩恵を受けてきた」
「これは最初の日から言ってきた。スリップノットをやりたくないなら、俺はやっていない。それは証明してきたんじゃないかな。ここに留まっているのは自分がやりたいからだ。自分の心と魂にはそれを必要としている部分がある。いいか悪いかは分からないけどね。心理セラピーは助けになるけど、でも同時にこれは人生で一度限りのものなんだ」
先日、スリップノットは1999年に発表されたセルフ・タイトルのデビュー・アルバムの25周年を記念したライヴを検討していることが明らかになっている。
フィンランドの『ケイオスジン』のインタヴューを受けたコリィ・テイラーは2024年の予定を訊かれて、次のように語っている。「今、スリップノットはちょっとしたものを仕上げているところでね。来年は自分が知っているところでは、世界各地でライヴをやる話をしているんだ。というのも、ファースト・アルバムの25周年になるからね」
コリィ・テイラーは次のように続けている。「現時点では鵜呑みにしないでほしいんだけどさ。大声で来年のことなんかを言ってると鬼が笑うと言うだろ。でも、これが自分たちに言えることだね。そういう話をしているんだ」
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