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マドンナが集中治療室に一時入院したことを受けて親族は「最悪の事態に備えていた」と報じられている。

64歳のマドンナは深刻な細菌感染症のために入院して、集中治療室で治療を受けたことが明らかになっている。現在、マドンナの容態は安定しており、「全快が見込まれている」と報じられている。

マドンナの病状については長年のマネージャーであるガイ・オセアリーによって発表されており、救急治療を受けてデビュー40周年を記念した「セレブレイション・ツアー」が延期されることも決定している。

今回、マドンナの親族は容態が深刻だったために「彼女を失うかもしれないと考えて」「最悪の事態に備えていた」ことが明らかになっている。

「ここ数日、事態がどちらに向かうのか、誰にも分かりませんでした。家族は最悪の事態に備えていました」とある親族は『デイリー・メール』紙に語っている。「だからこそ土曜日から秘密にされてきました。全員が彼女を失うかもしれないと考えていて、現実としてそれぐらいの状況だったのです」

親族はツアーの延期が免れない理由についても説明しており、マドンナは自身のことを「不死身」と考える傾向があり、キャリアのために健康を犠牲にしてしまうところがあると語っている。

「マドンナの家族全員がその点では一致しています。マドンナが自分自身のことを大切にする必要性を思い出すことになりました。今回のことは彼女にも啓発になりました。彼女の年齢を考えると、健康的な生活を送ってはおらず、ここ数ヶ月は自分をすり減らしていました」

親族は次のように続けている。「彼女はまだ若いと考えていますが、実際はそうではありません。彼女は自分のことを不死身だと思っているのです」

「今はツアーを含めたすべてを後回しにして、彼女の周りで仕事関係の話をするのも禁じられています。というのも、彼女は夢中になってしまうからです。死ぬまで健康よりもキャリアや名声を優先してしまうことになるのです」

デビュー40周年を記念した「セレブレイション・ツアー」は7月15日のヴァンクーヴァー公演から始まる予定となっていた。ツアーは10月初旬まで北米を回り、その後、ロンドンを含むヨーロッパを回る予定となっていた。

『デイリー・メール』紙によれば、入院前、マドンナはツアーを完璧なものにするために昼夜を構わず働いており、クルーたちと週6日リハーサルを行っていたという。

先日、マドンナは父の日に際して92歳の父親に向けたメッセージをインスタグラムで投稿している。

「世間のすべての父親たち、父の日おめでとう。彼女の、彼の、彼らの父親たちへ。でも、なにより私の父親であるシルヴィオに伝えたい。元気な限り生きると彼は前から言っていました。私もです」とマドンナは述べている。

彼女は次のように続けている。「どんな形でも私を甘やかすことのなかった、容赦のない職業意識と愛に感謝します。あなたは生き残り方を教えてくれました。永遠に感謝します。でも、本当に疲れている自分もいます」

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