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コリーヌ・ベイリー・レイは7年ぶりとなる通算4作目のニュー・アルバム『ブラック・レインボーズ』を9月15日にリリースすることが決定している。

アルバムのリリース発表に合わせて、リード・シングル“New York Transit Queen”の音源が公開されている。

このプロジェクトはシアスター・ゲイツによって収集された、米国シカゴのストーニー・アイランド・アーツ・バンクのオブジェやアート作品に影響を受けたものだという。「扉を開けてその部屋に入ったとき、私の人生が永遠に変わったと確信しました」とコリーヌ・ベイリー・レイは振り返っている。

「このようなアーカイヴに関わり、シアスター・ゲイツや彼の作品と出会ったことで、アーティストとしての自身の在り方や、私の作品が持ち得る可能性について、以前とは見方が変わりました。このアルバムの音楽は、見ることによって生まれたもの。私にとって見ることは、聴くことと同じ。見ていると楽曲やサウンドが浮かんできました」

アメリカの黒人文化の歴史がキュレートされたアーカイブ集を見たことが作品に影響を与えており、アフリカ系アメリカ人のアートへのオマージュとして、アマンダ・ウィリアムズとコト・ボロフォの2人をプロジェクトのアートディレクションとフォトグラフィの担当者として、それぞれ起用している。

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