1人のデヴィッド・ボウイのファンが、今年のグラストンベリー・フェスティバルで彼を追悼する壮大なシンガロングを行うための運動を始めている。
デヴィッド・ボウイは69歳の誕生日にあたる1月8日に通算25作目となるニュー・アルバム『★(ブラックスター)』をリリースし、その2日後の1月10日に18ヶ月にわたるガンとの闘病生活を経て亡くなっている。
この悲しい知らせを受けて、1人の匿名ファンがツイッター上に@BowieGlasto2016というアカウントを開設し、グラストンベリー・フェスティバルの水曜日の夜、ピラミッド・ステージにおいて大観衆でデヴィッド・ボウイのヒット曲をシンガロングしようと呼びかけている。
「10代の頃から、会ったことはなかったけれど、彼に強く憧れてきたんです。その彼を失い、気持ちに折り合いをつけるためにこれを企画しました」と、この匿名のファンはラジオ Xに対して語っている。
「英国と全世界が、自分の星に戻っていった異星人のことで嘆き悲しんでいます。でも、私たちを永遠に元気づけてくれる彼の人生と音楽を祝福しなくては」
「これは私が、10代の自分の魂を救ってくれたヒーローに敬意を表するために思いついたアイデアです」
先日、デヴィッド・ボウイの出身地であるブリクストンで、彼を讃える即興の歌の集いがファンによって行われている。
If you want #GlastonBowie to happen, RT like your fingers are on fire ⚡ @GlastoFest
— GlastonBowie (@BowieGlasto2016) 2016, 1月 19
#GlastonBowieを実現させたい人は、燃える想いを込めてリツイートして@GlastoFest
デヴィッド・ボウイは2000年にグラストンベリー・フェスティバルに出演しているが、これは同フェスティバルの第2回開催年である1971年に初登場を果たして以来、2度目のステージだった。2000年のグラストンベリー・フェスティバルで“Heroes”を歌う彼の映像はこちらから。
一方、UKアルバム・チャートの中間発表によると、デヴィッド・ボウイが同チャート登場2週目においても1位にランクインすることが予想されているという。
先週(1月15日)、彼が亡くなったあとに首位の座を獲得している『★(ブラックスター)』だが、オフィシャル・チャート・カンパニーによると、デヴィッド・ボウイのアルバム・セールスは現在、後につけているアデルの『25』に対して2万8000枚以上の差をつけているという。
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